2008年4月3日木曜日

Regional Business (Asia) Environment Project @ Thunderbird

4/2/08(Wed) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

今日は昨日紹介したコースの1つであるRegional Business Environment(Asia)でやっているプロジェクトについて説明したいと思います。ちょっと残念なのは、幾つものプロジェクトが同時に重なってしまい、100%のアウトプットが(時間的制約により)出せなそう、ということです。MBAで色々と学べるのは大変有り難いことではあるのですが、できるものなら、この全体スケジュールを更に考慮してじっくりとプロジェクトに取り組めるようにしてもらいたいなぁと思います。

愚痴はさておき、このRegional Business Environment (Asia)「通常RBE(Asia)」のコースですが、アジア以外にもLatin America, North America, Europeなどがあります。私がアジアを選択したのは、今後のビジネスの成長はアジア(特に期待されるのがインドや中国)にあると考えていることと、社費という立場上、会社が力を入れている地域を考慮した際にもやはりアジアが1番最初に浮かびました。授業の内容は先日書きましたので割愛しますが、授業で教授が詳しくレクチャーする国は、Sinagpore, China, IndiaそしてJapanです。

プロジェクトについてですが、1チーム5人までで(確か)最低3つ国籍が違うことが前提条件だったと思います。このような前提条件は多くのプロジェクトにあり、同じ出身地の人たちとかたまらないでダイバーシティを保つために設定されます。と、言っても私のチームは皆アジア人ですが…。カナダ国籍の韓国人、韓国人x2人、タイ人、そして私(日本人)の計5人です。プロジェクトの概要は以下の通りです:

The aim of this report is to determine the relative attractiveness of any two countries in Asia for investment in one of the following industries – (1) manufacturing, (2) technology, (3) services, and (4) consumer products. You will prepare a brief report on the relative attractiveness or lack of attractiveness of any two Asian countries from a particular industry point of view. For example, if you are interested in manufacturing industry, then you will explore the attractiveness or lack of attractiveness of either country X or country Y from the point of view of manufacturing industry only.

私達は、(4) consumer productsを選択し、国は中国と日本を選びました。Consumer productsと言ってもかなり幅が広いので、もう少し狭めるために、Cosmetics Industry(化粧品業界)を選択したんですが、これはちょっと失敗だったかも…。授業の一環で読んだ化粧品会社のケースタディでちょっと知識がついたからということで選択したものの、チームに女性が一人しかいないので、化粧品自体について分かる人があまりいません(泣)

最終アウトプットは、10枚のレポートに2国の魅力度等をある指標を使って表示するのですが、この魅力度を測るためには、2国からきている学生へヒアリングをかけ、卒業生や業界関係者にインタビューをし、文献から情報収集する必要があります。

受験対策の強力ツール

(独り言)
まだなかなか進んでおらず困っているところですが、プロジェクトを組むこと、国籍が違ってバックグランドあ全く違う人たちとチームを組むこと、そして、短納期(期限)でプロジェクトを完結させることについて色々と考えさせられます。

ただここらへんのソフトスキルの習得は私がMBA留学で求めていたもので、キツクはありますが、楽しめています。経営全般について学ぶことはMBAであれば基本中の基本ですが、それより一歩先に進み、チームとしてどのように進めていけば良いのか、効率と質のバランス(トレードオフ)、調査方法、分析能力、情報共有ノウハウ、リーダーシップ、観察力などをどれだけ磨くことができるかというのが私の中ではかなり期待度が高いです。私は「頭が良い」と言われるよりは、「コーディネート力がある」や「彼のチームは皆が上手く連携し合っていていいね」と言われる方が100倍嬉しいです。自分の能力を褒められるよりはその能力を上手く活かした結果を褒めてもらう方が嬉しいと思います。と、また偉そうなことを書いてしまいました。この辺で今日は失礼します。

0 件のコメント: