11/17/08(Mon) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)
<グローバル交渉術の授業について>
前回(11月13日)に交渉術の授業でやる交渉術のシミュレーションプロジェクトの話をしました。明日、その交渉が授業の代わりにあるのですが、意外と大変ですね。再交渉をしようと持ちかけているのは私達ロシア側なので、その代表者として私(大臣役)が皆にミーティングの招待メールを週末に出したのですが、そのまま普通にミーティングに行ってはきっと負けるでしょう。何事にも事前準備が大事です!
配られている資料は当然読みますが、それ以外にも、交渉する議題の順番を決め、利害関係者、影響を受ける人を分析し、シナリオを考えます。シナリオが其の通りにいくかどうかも実際にはわからないので、最悪の場合の逃げ道(案)も同時に考えなくてはなりません。教科書の交渉術全てを把握することは時間の制約もあるので、無理なので、もう1つ先ほど考えてやったのが、「事前ネゴ/事前指示」です。事前ネゴというと、営業にいたときに、いつも上司(課長)から言われたものです。商談を正式に始める前の事前ネゴで大方決まっていることの方が多いとのこと。また、事前に関係を構築しておくことも大事だということ。今回の場合、我々ロシア側は、私を含めて3人いるのですが、それぞれ、関心が違っているので、まずは、ロシアとして、どのような利益を最優先すべきかを考えてほしいという依頼をそれぞれ(別々)にだしました。私はロシアの利益を最優先し、その次に、あなたの関心ごと(利益)を考えたいと伝え、最後に私の関心(利益)を実現したい、と伝えています。自分のメリットより相手のメリットを優先し、相手のメリットより、国としてのメリットを更に優先する、という考え方です。
この考え方を基に、この議題のときは、あなた(A氏)が中心になって交渉をしてもらいたい。こっちの案件の場合はあなた(B氏)が中心になって交渉をやってもらいたい、と別メールで依頼をしました。そして、その理由と、どうしてあなたに交渉してもらいたいか。これをやることで、何を得ることができるのか。あなたのメリット(利益)は何なのか?おそらく、交渉相手はすぐに「分かりました」と頷くことはないので、最終手段として大臣の私がでていくようにしたい、と。最初から大臣という切り札を使ってしまっては、次がありません。(まぁ、私の上には大統領や首相がいますが…。それは私がネゴしている時に私が最後の最後の切り札として使うものですネ)
他のプロジェクトの打ち合わせやレポート、宿題もあるので、できる限り明日(火曜)の1時間で済ませたいと思ってはいますが、内心、ドロドロの交渉ごとに持ち込んだほうが皆にとって良い勉強になるかなぁと思っています。(まぁ、出来る限りそうはしませんが・・・)
出来る限り、交渉相手と我々のチーム皆が満足できるような結果に済ませたいと思いますが、全ての交渉でそのようなことが実現できるわけではありません。しかし、事前準備をすることで、少なくとも自分達が譲れない部分は何か、どこまでは譲っても問題ないかは明確に理解し、誤った判断をしないことは重要です。また、事前準備をすることにより、不測の事態の対応など、コンティンジェンシープランや逃げ道を考えておくことも重要だと思います。更に言うと、自分達だけが100%交渉でいい所を持っていくのは(もし今後の関係を維持する必要があるのであれば)良くありません。その場合は、自分達が必要な部分はどれなのかを明確にしておき、必要ない項目も事前に準備しておき、その項目をあたかも重要に見せておきながら、最後は妥協して、相手にも交渉で勝ち取った部分があると思わせるのも相手を不満にさせないコツだと思います。ちょっとずる賢いと思うかもしれませんが、結果的にお互いがハッピーになるように、もしくは、アンハッピーな人がでないように考慮することも重要ではないでしょうか。
皆さんは、交渉する際、どんなことを基準に考えますか?是非、教えて下さい!
交渉って、ストレスがたまるかもしれませんが、其の分、達成感も大きいでしょうね!
では、明日頑張ってきます!
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2009年5月まで米国アリゾナ州にあるThunderbird School of Global ManagementにMBA留学しておりました。このブログの目的は (1)習得・取得したMBAをどのように活かしていくか(2)MBAホルダーとして感じること(3)今後の日本のグローバル化(4)日本のビジネスが抱えている課題とそれに対する改善策等を皆さんと共有して皆さんと一緒に考えていけるようにする為のものです。対象読者は、(1)MBAを目指す方(2)在学生/卒業生(3)サラリーマン(4)経営者や中堅管理職の皆様です。 其の前にまず皆さんの頭の中に叩き込んで頂きたいのは「チャンスはいつだって誰にだってあること」「努力は成功への道標であること」「諦めた瞬間から悪い方向に落ちていくこと」「プラス志向が幸運をもたらすこと」「運は努力次第で変えられること」「道は自ら切り開いていくもの」ということです。常にポジティブであり続けることが大事なのです。諦めちゃダメですよ!独りで悩む位であれば是非ご相談下さい。(いつかビジネスチャンスがあったら是非私にも声をかけてくださいネ。きっとお役に立ちますョ(笑))
2008年11月18日火曜日
アメリカの政権交代後、銃規制は強化されるのか?
11/17/08(Mon) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)
11月2日に「アメリカでまたもや悲しい銃事件(私たちは何を学んできたのか?)」というタイトルでブログ記事を1つ投稿していますが、今回はその続きとなります。
http://tojodojo.blogspot.com/2008/11/blog-post.html
今朝起きてインターネットでニュースをチェックしていたらこのような記事がありました。
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「オバマ政権で銃規制強化? 駆け込み購入が急増」2008年11月17日22時51分
http://www.asahi.com/international/update/1117/TKY200811170361.html
asahi.comのニュース記事より
==============================
オバマ政権になると銃が大幅に規制される、という予想されているそうです。その結果、規制される前に全米では銃購入が急増しているとか。大統領選後には、銃を売っているお店の売上げが、2,3倍あがったそうですが、ちょっと複雑な気持ちがします。
銃社会を規制しようとオバマ政権が仮に本当に考えているのならば、その政権が始まる前にこの銃を買い漁り、一部地域では自動小銃が品切れ状態になっているそですが、こんな結果になってしまうと、元もこうもありませんよね。根本的な銃に対する考え方からしてオバマ政権は変えていかなくては、きっと、色々な抜け道や団体の圧力を持って規制を上手く乗り越えてしまいそうな気がします。
確実に危険な地域に住んでいれば銃は必要かもしれませんが、そうでなければ、やはり必要ないのではないかと私は思います。と、あまり書くと銃を指示する団体が嫌な思いをするかもしれないので、これ以上は書きませんが、要はどうすればより平和な国をオバマ政権が築きあげていくことができるか、ということがポイントになると思います。ad hoc的な対処方法ではなく、根本的解決を目指した長期的な取り組みを是非提示して頂きたいと思います。
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11月2日に「アメリカでまたもや悲しい銃事件(私たちは何を学んできたのか?)」というタイトルでブログ記事を1つ投稿していますが、今回はその続きとなります。
http://tojodojo.blogspot.com/2008/11/blog-post.html
今朝起きてインターネットでニュースをチェックしていたらこのような記事がありました。
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「オバマ政権で銃規制強化? 駆け込み購入が急増」2008年11月17日22時51分
http://www.asahi.com/international/update/1117/TKY200811170361.html
asahi.comのニュース記事より
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オバマ政権になると銃が大幅に規制される、という予想されているそうです。その結果、規制される前に全米では銃購入が急増しているとか。大統領選後には、銃を売っているお店の売上げが、2,3倍あがったそうですが、ちょっと複雑な気持ちがします。
銃社会を規制しようとオバマ政権が仮に本当に考えているのならば、その政権が始まる前にこの銃を買い漁り、一部地域では自動小銃が品切れ状態になっているそですが、こんな結果になってしまうと、元もこうもありませんよね。根本的な銃に対する考え方からしてオバマ政権は変えていかなくては、きっと、色々な抜け道や団体の圧力を持って規制を上手く乗り越えてしまいそうな気がします。
確実に危険な地域に住んでいれば銃は必要かもしれませんが、そうでなければ、やはり必要ないのではないかと私は思います。と、あまり書くと銃を指示する団体が嫌な思いをするかもしれないので、これ以上は書きませんが、要はどうすればより平和な国をオバマ政権が築きあげていくことができるか、ということがポイントになると思います。ad hoc的な対処方法ではなく、根本的解決を目指した長期的な取り組みを是非提示して頂きたいと思います。
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Japan Clubのイベント(カレー、お好み焼き、餃子等)
11/17/08(Mon) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)
土曜日は、当校のJapanClubのイベントがありました。今回の名目というか、イベントの名前はよくわかりませんが、まぁ日本の美味しい料理・味を皆さんにも味わってもらおうということで、「カレー」「お好み焼き」「餃子(中華でもありますが…)」を準備して、集まった学生に食べさせます。このイベントを学校内でやると、ちょっと面倒なので、今回は日本人学生が住んでいるアパートにあるクラブハウスでやりました。学校でやる場合、食品衛生法というのかわかりませんが、色々とルールがあって、火を使ったり、手作りのモノであったりすると、色々と厄介なんです。食中毒にでもなったら、学校内でやっている場合、学校の責任問題にもなりかねませんしね。(何となく学校の言い分も理解できますが、ちょっと厳しすぎるという声もたくさんあります)まぁそういった面倒なことは避けたいため、今回はアパートにあるクラブハウスで…。
私達のいるアリゾナ州グレンデール州は比較的新しい町なのですが、学校の周りは、アパートが多いですね。2,3階建てのアパートが殆どで、アパート群が集まっています。1つのアパート群(コミュニティ)はゲートの中にあり、部外者が入ることは基本的にできません。そして、このコミュニティの中には、プールがあったり、BBQができるところがあったり、クラブハウスがあったりします。中には、ミニシアターがあるコミュニティもあります。このクラブハウスは、個人でちょっとしたパーティをやる際に使える部屋で、50~
100人位は入るところで、キッチン等も完備されているような場所です。過去に2回JapanClubのイベントで使うことがありましたが、このような場所があると何かと便利ですね~。
さて、イベントの話に戻りますが、この日、6,70人くらいは来ることを想定して、日本人学生宅から10合炊きの炊飯器を3,4つ集めて各10合ずつ炊くことに。4,50合分のご飯を準備していました。カレーも大鍋に4つ、たっぷりと入っていました。餃子もこれでもかぁ~という位ありましたが、最も驚いたのはお好み焼きのタネですね。(バケツではありませんが)バケツのような大きさの容器にタネが溢れるほど入っていて、確実に余るだろうと私は思っていました。が、、、その予想はすぐに裏切られることに!(嬉)1年生や奥様方(他、誰が最初からいたかはわかりませんが)午後1時頃から集まって頑張って作った甲斐があり、開始時刻(6:00)から半時間もしたら、クラブハウスはぎゅうぎゅう詰め状態でした。最初、私の家から炊き立ての10合のご飯を持っていったのですが、それもすぐになくなり、暫し他のお米ができるのを待つことに。お好み焼きもかなりのペースで同級生や奥様たちが作っていましたが、需要に対して、供給が追いつかないことに…。餃子も気付いたら、半分、1/4、、、あ、残り僅かという状態でした。
私は調理はしていませんが、調理している皆さんには本当に「お疲れ様!」と言いたいですネ。よく頑張っていました!食べにきた学生たちも美味しい美味しいと言っていて、日本食が如何に美味しいかをあらためて認識してくれたのではないでしょうか。お好み焼きを作っている姿もパフォーマンスの1つとして皆さん楽しんでいたようですし、途中から日本のゲームなども誰かが始めて、かなり盛り上がっていました。他のClubの人たちからは、学校外だと遠いから来る人は少ないと思っていたけど、ここまで人が集まって盛り上がるとは思いもしなかったので、我々も学校外でやろうかなぁと言ってくれたほどです。
調理をしてくれた皆さん、並びにイベントを纏めてくれた会長やイベントコーディネーターの同級生にも「お疲れ様」とこの場を借りて申し上げます。(会った時にも勿論声かける予定ですが)
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土曜日は、当校のJapanClubのイベントがありました。今回の名目というか、イベントの名前はよくわかりませんが、まぁ日本の美味しい料理・味を皆さんにも味わってもらおうということで、「カレー」「お好み焼き」「餃子(中華でもありますが…)」を準備して、集まった学生に食べさせます。このイベントを学校内でやると、ちょっと面倒なので、今回は日本人学生が住んでいるアパートにあるクラブハウスでやりました。学校でやる場合、食品衛生法というのかわかりませんが、色々とルールがあって、火を使ったり、手作りのモノであったりすると、色々と厄介なんです。食中毒にでもなったら、学校内でやっている場合、学校の責任問題にもなりかねませんしね。(何となく学校の言い分も理解できますが、ちょっと厳しすぎるという声もたくさんあります)まぁそういった面倒なことは避けたいため、今回はアパートにあるクラブハウスで…。
私達のいるアリゾナ州グレンデール州は比較的新しい町なのですが、学校の周りは、アパートが多いですね。2,3階建てのアパートが殆どで、アパート群が集まっています。1つのアパート群(コミュニティ)はゲートの中にあり、部外者が入ることは基本的にできません。そして、このコミュニティの中には、プールがあったり、BBQができるところがあったり、クラブハウスがあったりします。中には、ミニシアターがあるコミュニティもあります。このクラブハウスは、個人でちょっとしたパーティをやる際に使える部屋で、50~
100人位は入るところで、キッチン等も完備されているような場所です。過去に2回JapanClubのイベントで使うことがありましたが、このような場所があると何かと便利ですね~。
さて、イベントの話に戻りますが、この日、6,70人くらいは来ることを想定して、日本人学生宅から10合炊きの炊飯器を3,4つ集めて各10合ずつ炊くことに。4,50合分のご飯を準備していました。カレーも大鍋に4つ、たっぷりと入っていました。餃子もこれでもかぁ~という位ありましたが、最も驚いたのはお好み焼きのタネですね。(バケツではありませんが)バケツのような大きさの容器にタネが溢れるほど入っていて、確実に余るだろうと私は思っていました。が、、、その予想はすぐに裏切られることに!(嬉)1年生や奥様方(他、誰が最初からいたかはわかりませんが)午後1時頃から集まって頑張って作った甲斐があり、開始時刻(6:00)から半時間もしたら、クラブハウスはぎゅうぎゅう詰め状態でした。最初、私の家から炊き立ての10合のご飯を持っていったのですが、それもすぐになくなり、暫し他のお米ができるのを待つことに。お好み焼きもかなりのペースで同級生や奥様たちが作っていましたが、需要に対して、供給が追いつかないことに…。餃子も気付いたら、半分、1/4、、、あ、残り僅かという状態でした。
私は調理はしていませんが、調理している皆さんには本当に「お疲れ様!」と言いたいですネ。よく頑張っていました!食べにきた学生たちも美味しい美味しいと言っていて、日本食が如何に美味しいかをあらためて認識してくれたのではないでしょうか。お好み焼きを作っている姿もパフォーマンスの1つとして皆さん楽しんでいたようですし、途中から日本のゲームなども誰かが始めて、かなり盛り上がっていました。他のClubの人たちからは、学校外だと遠いから来る人は少ないと思っていたけど、ここまで人が集まって盛り上がるとは思いもしなかったので、我々も学校外でやろうかなぁと言ってくれたほどです。
調理をしてくれた皆さん、並びにイベントを纏めてくれた会長やイベントコーディネーターの同級生にも「お疲れ様」とこの場を借りて申し上げます。(会った時にも勿論声かける予定ですが)
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