12/8 (Sun) Thunderbird MBA留学日誌
Thunderbirdの授業でクレジットとしてカウントされない
のですが、受講しないといけない「科目群」に入っている
クラスで「Business Presentation & Public Speaking」と
いうのがあります。同じ時、他の同級生はキャリア(就職)に
関する0-creditクラスを取っていましたが、私と他2名の
日本人は社費派遣の為、免除してもらい、その代わりに
こちらの授業を取っていました。
授業はいわゆる「スピーチ/プレゼン」の授業です。
通常、1学年目でこの授業を取ることは稀で、周りは
皆必須であるキャリア(就職)に関する授業をとって
いたので、このクラスは驚きの7人だけでした!
先週木曜が最終授業だったのですが、ここで貴重な
経験をさせて頂きました。Thunderbirdにこんな施設が
あったとは思いもしませんでした。
「お天気お姉さん」を想像してみてください。お姉さんが
天気図の前にいて、説明していますよね?それと同じ
ように私達もスタジオに入り、同じような環境で最終
スピーチの練習をしました。照明、ビデオカメラなど
全てが放送局にいるような感じがして、いつもとは違った
雰囲気の中でのプレゼンでした。
当校はDistance Learningもやっていて、ネットを使った
講義にこうした施設が使われているようです。
本題:
今回のトピックは、↑の授業についてではなく、その
プレゼンで書いたトピックスについてコメントします。
技術が進歩するに連れて、当然便利な世界になって
きました。身近なもので顕著なものは、携帯電話、
PDA、電子辞書(昔は辞書を何冊もっていたのか…)、
ゲーム、あとインターネット(ビジネスに革命をもたらす)などが
簡単に思いつくかもしれません。
もう1つ忘れてはならないのがEmail(電子メール)です。
これってかなり便利ですよね。私も1日に何十通、
多いときでは何百通と書くときがあります。携帯メールも
便利で学校にいる間は妻とは携帯メールでやりとりを
していることが多いです。
このEmailって便利だなぁと皆さん(必ず)お思いの
ことでしょう。私もそう思います。ただ、全ての状況に
おいてEmailで相手に物事を伝えるのがベストかと
いうとそれに対しては同意できません。
相手に「想い」を伝える場合、多少はEmailからも
伝わりますが、やはり「直筆」に勝てるはずがありません。
直筆の手紙とタイプされた手紙を受け取った場合、
あなたはどちらの方が印象に残りますか?やはり
直筆ですよね?直筆にすることにより、その書き手の
特徴/性格が字ににじみ出てきます。汚くても
いいのです。(私もかなり汚いです)
それでも相手に伝えようという想いがある限り、
文字を通して相手に確実に且つパワフルに
伝わっていきます。
直筆のもう1つの特徴は、他に同じスタイルの字が
存在しないことです。タイプする場合、フォントの
種類の数しかバラエティは無く、結果的に皆同じに
見えてきます。直筆の場合、相手に与える印象は
1人1人かわってきます。
年賀状、クリスマスカード、お礼状、お祝い、お悔やみ等を
伝える場合は、極力「直筆」でやってみてください。
少し面倒かもしれませんが、相手へ与える「印象」は
Email等と比べると格段と違います。
Emailと手紙/葉書の使い分けがこれからは重要に
なってくると思います。古き良いものも大切にしつつ、
新しい技術も取り入れて、効率性も求めていく必要が
あると思います。
長文になってしまいましたが、今日はこれでお終いにします。