9/25/2010 (Sat) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ
既に受付は終了していますが、SoftBankグループでソフトバンクアカデミアという孫さんの育成プログラムというものを始めます。これは、孫さんの次のリーダーとなりうる人材を作り上げるという考えから始まったそうです。興味深いのは、社内からだけ集めるのではなく、社外からも受け付けていたということです。
ビジネススクールは、ビジネスリーダーを作り上げるための教育法人がやっているところですが、これは、一企業がやっている、トップ育成プログラムになります。そこが大きく違う所ですね。
トップローダーを育成するプログラムを公にしてやるっていう試みも面白いですよね。
Blog: http://tojodojo.blogspot.com
ML: http://www.mag2.com/m/0000277695.html
日本のビジネスをグローバルに!日本のビジネスを世界一に!
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グローバル時代に確実に突入してきている今、グローバルビジネスに強いグローバル人材を鍛えていく必要があります。それは語学力(英語など)だけではなく、異文化対応能力やグローバル環境におけるマネジメント力などいわゆる「グローバル感覚」だと私は考えています。一朝一夕で磨ける能力ではありませんが、常にグローバルに対してアンテナを張り巡らせ、自分をグローバルの舞台に引きづり出すことからまずは始めてみましょう。是非、日本のグローバル競争力の為に、そしてあなたのグローバルキャリアをより豊かにする為に頑張りましょう!
2009年5月まで米国アリゾナ州にあるThunderbird School of Global ManagementにMBA留学しておりました。このブログの目的は (1)習得・取得したMBAをどのように活かしていくか(2)MBAホルダーとして感じること(3)今後の日本のグローバル化(4)日本のビジネスが抱えている課題とそれに対する改善策等を皆さんと共有して皆さんと一緒に考えていけるようにする為のものです。対象読者は、(1)MBAを目指す方(2)在学生/卒業生(3)サラリーマン(4)経営者や中堅管理職の皆様です。 其の前にまず皆さんの頭の中に叩き込んで頂きたいのは「チャンスはいつだって誰にだってあること」「努力は成功への道標であること」「諦めた瞬間から悪い方向に落ちていくこと」「プラス志向が幸運をもたらすこと」「運は努力次第で変えられること」「道は自ら切り開いていくもの」ということです。常にポジティブであり続けることが大事なのです。諦めちゃダメですよ!独りで悩む位であれば是非ご相談下さい。(いつかビジネスチャンスがあったら是非私にも声をかけてくださいネ。きっとお役に立ちますョ(笑))
2010年9月25日土曜日
Global MBA的: 日本の交渉力はグローバルで通用するのか?勝てるのか?頑張れジャパン!
9/25/2010 (Sat) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ
尖閣諸島周辺の日本領海での巡視船への衝突事件で逮捕、送検されていた中国人船長を処分保留で釈放したニュースの件ですが、外交や政治という視点ではなく「交渉(ネゴシエーション」という視点で見た場合どうでしょうか?個人的には色々と想いはありますが、このブログは日本がどうだとか、中国がどうだとかを言う場ではないので、そういった想いは書きませんし、逆にコメントも受け付けません。(予めご了承願います)
今回の件では、(日本側の視点では)日本が被害者なわけですから、(その視点で)普通に考えると、その被害を立証すれば勝てていたのかもしれません。私が解せないのは、どうして証拠となるビデオを一部始終見せなかったのかですね。客観的証拠があるにも関わらず、それを使わなかった、いや、使えなかった。そこには、中国側の巧みな無言の交渉力が入っていたのかもしれません。この問題が長引けば、トータルで見た場合の不利益は日本にあるというのはニュースをご覧になっていれば分かると思います。1万人近い観光客のキャンセルや、油田発掘の中止、閣僚級の会議の中止など、、、中国は様々な手を打ってきました。そして、4人の日本人が中国で拘束されたニュースもありました。これは、今回の件との関連性は薄いと聞きますが、但し、巧みに色々と小出しにしてきていることは「交渉の仕方」という視点で考えると評価できると思います。(誤解しないでくださいね、中国の肩をもっているわけではなく、あくまでも「交渉で勝つ」という視点で客観的に考えているだけです)
今回は結果的に、不起訴扱いで船長を釈放したことでひとまず終わりましたが、日本側にだってもう少しできたんではないか?と考える人は多いと思います。早速、政権も叩かれてしまっていますしね。日本が屈したように見える、というコメントも多く載っていました。実際には屈したわけではなく、おそらく、トータル的な影響を鑑みた上での最終判断だったのでしょうが、今1つ交渉で使える材料の準備不足だったのかなぁと私は思います。勿論、その材料を全て公開していないだけでしょうが、もう少しそれらを行使しても良かったのではと思ったりします。公開されている情報だけで判断すると、中国側の交渉材料の方が圧倒的に多いわけですからね。それに対する対抗手段であったり、材料があまりにも少なすぎたのではないか?と思うのは私だけでしょうか。
また、ようやく終わった、、、と思ったら、中国側はそれに便乗してか、今度は謝罪と賠償を求めているとか。今回の日本の決断が失敗だったかどうかなんて私は申し上げられないし、分かりませんが、世論がどう評価しているかは大きいと思います。次回はより良い決断を期待したいですね。
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20100925107.html
◆交渉術について関するリンク集(All Aboutより)
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グローバル時代に確実に突入してきている今、グローバルビジネスに強いグローバル人材を鍛えていく必要があります。それは語学力(英語など)だけではなく、異文化対応能力やグローバル環境におけるマネジメント力などいわゆる「グローバル感覚」だと私は考えています。一朝一夕で磨ける能力ではありませんが、常にグローバルに対してアンテナを張り巡らせ、自分をグローバルの舞台に引きづり出すことからまずは始めてみましょう。是非、日本のグローバル競争力の為に、そしてあなたのグローバルキャリアをより豊かにする為に頑張りましょう!
尖閣諸島周辺の日本領海での巡視船への衝突事件で逮捕、送検されていた中国人船長を処分保留で釈放したニュースの件ですが、外交や政治という視点ではなく「交渉(ネゴシエーション」という視点で見た場合どうでしょうか?個人的には色々と想いはありますが、このブログは日本がどうだとか、中国がどうだとかを言う場ではないので、そういった想いは書きませんし、逆にコメントも受け付けません。(予めご了承願います)
今回の件では、(日本側の視点では)日本が被害者なわけですから、(その視点で)普通に考えると、その被害を立証すれば勝てていたのかもしれません。私が解せないのは、どうして証拠となるビデオを一部始終見せなかったのかですね。客観的証拠があるにも関わらず、それを使わなかった、いや、使えなかった。そこには、中国側の巧みな無言の交渉力が入っていたのかもしれません。この問題が長引けば、トータルで見た場合の不利益は日本にあるというのはニュースをご覧になっていれば分かると思います。1万人近い観光客のキャンセルや、油田発掘の中止、閣僚級の会議の中止など、、、中国は様々な手を打ってきました。そして、4人の日本人が中国で拘束されたニュースもありました。これは、今回の件との関連性は薄いと聞きますが、但し、巧みに色々と小出しにしてきていることは「交渉の仕方」という視点で考えると評価できると思います。(誤解しないでくださいね、中国の肩をもっているわけではなく、あくまでも「交渉で勝つ」という視点で客観的に考えているだけです)
今回は結果的に、不起訴扱いで船長を釈放したことでひとまず終わりましたが、日本側にだってもう少しできたんではないか?と考える人は多いと思います。早速、政権も叩かれてしまっていますしね。日本が屈したように見える、というコメントも多く載っていました。実際には屈したわけではなく、おそらく、トータル的な影響を鑑みた上での最終判断だったのでしょうが、今1つ交渉で使える材料の準備不足だったのかなぁと私は思います。勿論、その材料を全て公開していないだけでしょうが、もう少しそれらを行使しても良かったのではと思ったりします。公開されている情報だけで判断すると、中国側の交渉材料の方が圧倒的に多いわけですからね。それに対する対抗手段であったり、材料があまりにも少なすぎたのではないか?と思うのは私だけでしょうか。
また、ようやく終わった、、、と思ったら、中国側はそれに便乗してか、今度は謝罪と賠償を求めているとか。今回の日本の決断が失敗だったかどうかなんて私は申し上げられないし、分かりませんが、世論がどう評価しているかは大きいと思います。次回はより良い決断を期待したいですね。
そもそも論になってしまいますが、日本人は一般的に交渉力に欠けているといわれています。欧米諸国や、、、そして、アジアでは中国なんかは強いと言われていますから、日本人全般の交渉力の底上げを図らないと、、そもそも、グローバルビジネスにおいて日本が生き残ること自体が難しくなるかもしれません。私は交渉力の弱さが日本経済へ将来的に与えるダメージの方が怖いですね・・・。
追伸:
今後想定できるチャイナ・ハラスメントという記事を発見しました。これはチャイナ・ハラスメントと書いていますが、長い泥沼化する交渉というか、経済の主導権をとろうとする中国側の巧みな切り札(カード)のほんの一部に過ぎないと感じるのは私だけでしょうか? http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20100925107.html
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グローバル時代に確実に突入してきている今、グローバルビジネスに強いグローバル人材を鍛えていく必要があります。それは語学力(英語など)だけではなく、異文化対応能力やグローバル環境におけるマネジメント力などいわゆる「グローバル感覚」だと私は考えています。一朝一夕で磨ける能力ではありませんが、常にグローバルに対してアンテナを張り巡らせ、自分をグローバルの舞台に引きづり出すことからまずは始めてみましょう。是非、日本のグローバル競争力の為に、そしてあなたのグローバルキャリアをより豊かにする為に頑張りましょう!
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