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2010年8月8日日曜日

Global MBA的 お薦めの本: セクシープロジェクトで差をつけろ! 【その24】

8/8/2010 (Sun) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

会社経営で悩んでいる方へ
経営・ビジネスヒント満載のセミナーがここにある

5月末以来、お勧めの本の紹介をしていませんでした。さぼっていましたが、それにはちゃんとした訳(言い訳です(笑))が・・・。梅雨に入り、、、蒸し暑い夏に入ったことです。私は日本の夏が駄目でして、、、しかも、私のパソコンは2階のエアコンの無い部屋にあるため、夏季は其の分アクセスが減ってしまいます。そして、暑いと本を読む気にもなれず、、、読むペースも大分落ちていました。

まぁ、立秋にもなったことですし(まだ残暑は続いていますが)、まだ少しずつですが、お勧めの図書をご紹介して参りたいと思います。本日は(実は)会社の同僚からのお勧めの図書でした。彼も今通っているビジネススクールで友人に勧められたとか。ある会社ではプロジェクトを始めるにあたってこの本が配られたという人もいるそうです。(読めばちょっと納得すると思います)

この本はトム・ピーターズ氏のサラリーマン大逆襲作成(The Project 50)セクシープロジェクトで差をつけろ!という図書です。トム・ピーターズはアメリカの経営コンサルンタントで、 コンサルティング・ファームマッキンゼー時代に同僚らとともに「7つのS」を開発したり、後にマッキンゼーから独立し、「経営破壊」「起死回生」などの著書や講演で、新しい時代の経営やビジネスのあるべき姿を提起し続けている方です。(詳細はwikipediaより)

この本の何が凄いかというと、それは、まず、論理的という以上に「情熱」に働きかける内容の本であることです。彼はスタンフォードのMBAとDBAも取得しているようですが、本の中では、ビジネススクールで教えるような考え方ではなく、、、、と真っ向から否定する場面もあります。でも、如何にやる気であったり、魅力的なプロジェクトにもっていくか、、、という精神論が結構入っていますが、ここから火を付けることで、よりセクシーなプロジェクトとして、周りと差をつけたり、味方を増やしたりしていくわけなんですね。「つまらない仕事を、凄いプロジェクトのかえろ!」これに尽きると役者の最後のあとがきにもありますが、如何に凄いプロジェクト、楽しいプロジェクト、遊び心のあるプロジェクト、仲間の多いプロジェクト、、、にできるかを説く図書です。プロジェクト管理(PM)されている方であれば、この時点でこの本の重要さがわかるはずです。PMの論理だけで全て上手くいくわけでは決してありません。ピーターズ氏曰く、従来までのプロジェクトでは実行に重きが置かれているようにも考えられるが、実際にはそれ以外の部分も重要なウェイトを占めています。(左上図)

最初、同僚に勧められた頃、やけに同僚が熱く語っているなぁと思っていたのを鮮明に記憶していますが、私も読み終わってから色々と挑戦したり、この本にあるように熱くやってみたいという心になってきました。

しびれるほどカッコいいか―勝負はそこだ!つまらない仕事を、ものすごいプロジェクトに変える50項目。 これからの時代、地位や肩書きに関係なく、個人事業主のつもりで働かなければ生き残れない。つまらない仕事を、注目されるものすごいプロジェクトに変える50の方法を紹介しているお勧めの図書です。実はこの図書は「サラリーマン大逆襲作戦2」であり、他にも1と3もあるようです。

タイトル:トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈2〉セクシープロジェクトで差をつけろ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (2))
出版社:阪急コミュニケーションズ
ISBN:4484003120




トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (1))




トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈3〉知能販のプロになれ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (3))



フランチャイズで起業!独立!



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グローバル時代に確実に突入してきている今、グローバルビジネスに強いグローバル人材を鍛えていく必要があります。それは語学力(英語など)だけではなく、異文化対応能力やグローバル環境におけるマネジメント力などいわゆる「グローバル感覚」だと私は考えています。一朝一夕で磨ける能力ではありませんが、常にグローバルに対してアンテナを張り巡らせ、自分をグローバルの舞台に引きづり出すことからまずは始めてみましょう。是非、日本のグローバル競争力の為に、そしてあなたのグローバルキャリアをより豊かにする為に頑張りましょう!

2010年5月27日木曜日

Global MBA的 お薦めの本: 頭のいい人脈の作り方 【その23】

5/27/2010 (Thurs) Global MBA@Thunderbird MBAを活かせ

ん~、ここ最近また忙しい毎日になってきました。仕事のやり方も変えて家では殆ど仕事をしないで、全て会社で仕事をするようにもしています。家の方が能率は数倍いいんですが、やっぱり、会社でアウトプットを出して、気持ちを切り替えてから家に帰ることに徹することにします。そうでないと、今までのように24時間どこでも仕事について考えてしまいますからね・・・。

今日お勧めするのは、「人脈」の話です。 私もまだまだ少ないので地道に増やす活動をしていますが、皆さんは人脈についてどう考えますか?「コネ」っていうと、まだ表現あまりよく聞こえませんが、でも、このコネ(コネクション)というのは海外では、ごく一般的です。コネも人脈も私は殆ど同じ意味だと捉えていますが、仕事をする上で、この人脈やコネがあればあるほどより効率的/円滑に進むことがあると思います。また、何か困った時に相談に乗ってくれる人た一人でも多くいることほど心強いものはありませんよね

だからといってやみくもに人にあって紹介してもらって、「数を増やす」のは逆に非効率的です。如何に効率よく、効果的に必要な人脈を築いていくか、というのがポイントとなります。それを実現するにはどうするのか?を筆者の体験を交えながら易しく教えてくれます。内容も難しい本ではないので、簡単に読みきれると思います。


ポイント:
■本当に必要な人脈は「引き寄せ」て作る!
■「夢」「自分ブランド」「勉強会」で人を集める!
■起業家2000人から学んだ、ワンランク上の人脈術!

タイトル:本当に必要な人を引き寄せる 頭のいい人脈の作り方
出版社: 日本実業出版社
ISBN: 978-4534045676




著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

立石 剛
有限会社ブランドファクトリー代表取締役。起業家コミュニティー・プロジェクトR21代表。自分ブランドプロデューサー。1967年生まれ、大阪府出身。 同志社大学法学部卒業後、国内大手損害保険会社に入社し3年目にトップセールスマンとなる。その後、29歳で外資系生命保険会社からヘッドハンティングさ れ転職する。35歳のときに、起業家を対象にした勉強会「プロジェクトR21」を設立し、ベストセラー作家や人気セミナー講師のセミナーや講演会を数多く 主催する。プロジェクトR21の運営を通して出会った起業家の数は2000人以上。これらの経験をもとに、独自の「自分ブランド」理論を築き、また必要な 人を引き寄せるユニークな人脈術を確立した。その理論はマスコミからも高く評価され、ビジネス誌などで大きく取り上げられる。その後、独立しコンサルティ ング会社を設立。「自分ブランド」をテーマとしたセミナーを全国各地で開催、参加者は3年で延べ1600人を超えるほどの人気セミナーとなる。現在は起業 家、経営者、士業、コンサルタント業を対象にしたパーソナルブランドを専門とするコンサルタントとして活躍中。特にセミナーを活用したブランディング手法 の評判は高く、今までにプロデュースしたセミナー講師は200人を越す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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2010年5月19日水曜日

Global MBA的 お薦めの本: Twitterの衝撃 【その22】

5/19/2010(Wed) Global MBA@Thunderbird MBAを活かせ

皆さんおはようございます。ここ数日ほどブログの更新を怠っていました。朝の冷え込みがなくなってきたため、早朝から会社に向かうことができるようになり、朝6時頃に会社にいったりしているため、ブログを書く時間がありませんでした。結局残業をしないといけないほど作業はあるので、残業はMUSTなのですが、同じ残業でも朝残業の方が、人もいない、涼しいなどの理由からとても能率的です。是非、皆さんにもお勧めします。

さて、本日お勧めする書籍は、今最も先端を走っている「Twitter」についてです。 既に多くの方が利用されているかと思います。私もようやく使い始めましたが、まだよく慣れていないので、理解を深める為にも読んでみました。最大140文字という制限の中、工夫を凝らして、メッセージを書くわけですが、この140文字制限とリアルタイム性というのが人気の秘訣のようですね。

先日、セールスフォース.com社の会長兼CEOの話を聞きましたが、今流行りのクラウドもクラウド1.0とクラウド2.0があり、クラウド2.0には、FacebookやTwitterなどがありました。特にTwitterはこれからまだまだ伸びていくはずです。

この書籍は、Twitterってどんなものだろうと考えている方を始め、それなりには理解できている人でも、他にどのような使い方や考え方があるかを違った視点によって説明されています。是非、あなたも技術トレンドに乗り遅れないようにTwitterを試してみませんか?

■Twitter(ツイッター)のインパクトがわかる!
話題のマイクロブログサービス「Twitter」が及ぼす影響について、「コミュ ニケーション」「メディア」「仕事」「今後」という視点に分けて、各界第一人者の著者が解説しています。

「140字のつぶやきの 何が面白いのかわからない」という方も、「Twitterを毎日使っている」という方も、人と人とのつながりや、ビジネスに与えるTwitterの衝撃を より深く理解できます。

■本書で紹介している「Twitterならこんなことができる!」の具体例
・ グーグルよりほしい情報が見つかる
・ 多くの人と“場”をリアルタイムで共有できる
・ 消費者の反応がすぐわかる
・ クチコミにつながる宣伝ができる
・ きめ細やかなユーザーサポートができる
・ 個人がメディアに先駆ける
・ 最新ニュースも、友人の近況もTwitterだけでわかる
・ 開発に必要な技術情報を集められる
・ 細切れ時間で仕事ができる
・ SNSや動画サイトなどのハブとして使える
・ 「ライフログ」を蓄積できる

■ 豪華著者陣による決定版!
第1章 枝 洋樹 DGインキュベーション 投資・事業開発本部 マネージャー
第2章 林 信行 ITジャーナリスト
第3章 小林 弘人 インフォバーン CEO
第4章 津田 大介 ジャーナリスト
第5章 武田 徹 評論家、ジャーナリスト
第6章 高須賀 宣 サイボウズ 創業者
第7章 岡野原 大輔 プリファードインフラストラクチャー 特別研究員
第8章 片瀬 京子 ライター
第9章 高橋 秀和 日経BP社 ITPro 記者
第10章 亀津 敦 野村総合研究所 情報技術本部 技術調査部 主任研究員

タイトル:Twitterの衝撃 140文字がビジネスからメディアまで変える
出版社:日経BP社
ISBN:978-4822247720



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2010年5月11日火曜日

Global MBA的 お薦めの本: 借金なしではじめる激安アパート経営 【その21】

5/11/2010(Tues) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

不動産投資を学ぶなら!投資教育のリーディングカンパニー
日本ファイナンシャルアカデミー


今回はいつもとはちょっと違った書籍の紹介です。図書館で人気の高い書籍も定期的に借りているのですが、私がいつもよむタイプの本とはちょっと違います。でも、面白そうなので借りてみました。元々、ロバートキヨサキ氏の本も何冊か読んでいますし、あ、そうそう、彼が以前にThunderbird School of Global Managementの夏季授業(アントレの授業)に来てプレゼンをしたときはちょっと嬉しかったですね。

さて、この書籍は、基本的に「サラリーマン生活」をしないでアパート(不動産)経営をする話です。サラリーマンの私からすると何とも夢のような(笑)話ですが、本当にできるのか?いかさまではないか?とつい疑ってしまうのですが、、、よくよく読んでみると、この著者は地道にしっかりと収益を得ているではありませんか。地道な努力がこのような結果を生んでいることがよく分かります。また、やはり、苦労を重ねてきた人が最終的には「成功」を収めているなぁと感じます。

この書籍はとても分かり易く書かれているので、一見上級者向きではないように感じられますが、私はアパート経営を始めようかなぁと思った初級者だけでなく、経験者にも是非参考にしてみて頂きたい一冊だと考えています。

ちょっと違った視点で自分のキャリアを考えてみたい人、単にアパート経営をしてみたいと思い立った人、そして、サイドビジネス(副業)としてやってみたい方には是非ご覧になってみてください。これを機に私も不動産についてもう少し学習してみたいという想いがより一層強くなってきました。えっ?!!こんなやり方があったんだ!?こんな激安で物件を取得することができるんだ!!と何度も自分の目を疑いながら夢中になって読んでしまう一冊です。

マイホームを検討している方にも、もしかすると参考になる一冊かも?!


タイトル:借金ナシではじめる激安アパート経営 不動産投資でつとめ人を卒業スル方法(CD付)
著者:加藤 ひろゆき (著)
ISBN:978-4827204124


借金ナシではじめる激安アパート経営 不動産投資でつとめ人を卒業スル方法(CD付)

20代でもアパートオーナーになれる驚異の不動産投資法【1棟買うまで完全永久メールサポート付き】20代不動産投資法特別版[AIR-20]


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2010年5月9日日曜日

Global MBA的 お薦めの本: 企業再生プロフェッショナル (コンサル、M&A、再生、倒産、事業売却など)【その20】

5/9/2010(Sun) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

今日ご紹介する本は「コンサルティング」「企業再生」に興味のある方には必見です。会社の同僚から貸して頂いた本なのですが、同僚と同じように私も熱中しすぎて、2日間で読みきってしまいました。企業再生のプロフェッショナルである「アリックスパートナーズ」の方たちがストーリー仕立てで「企業再生」をリアルに説明していきます。そして、各章の終わりには、ストーリーででてきた話を細かく説明してくれます。企業再生については私も色々と聞いてはいたものの、具体的な業務についてはよく把握していませんでした。いわゆる一般的に想像するコンサルティングとの違い、立ち位置についてなど、勉強になる話ばかりでした。

この話は経営者にも当然読んで頂きたい書籍であると同時にコンサルティング/企業再生に興味のある方たち、または、M&Aや法的整理について関心のある方にもとても参考になると思います。それ以上に、企業の経営から、ターンアラウンド(ここでは再生と倒産/ビジネスの売りなどのエグジットプランを含む)プロセスの全体像がよく見えてくる一冊だと思います

次に是非知りたいのは、どうすればこのような専門集団の一員になれるか・・・ですね。勿論、プロ集団ですから、自分自身が何かのプロ(専門)でなくてはならないでしょうが、それだけでこの一員になれるものなのか・・・。他の書籍も是非あたってみたいと思います。

アリックスパートナーズの大半の方はMBAホルダー・・・。加えて、やはり様々な企業再生やコンサルティングに直接関係する業務経験が豊富ですね。私も自分の現在担当している業務で少しでも「改善」「再生」に近い仕事ができるよう自分なりに工夫してみたいと思います。

タイトル:企業再生プロフェッショナル
著者:
西浦 裕二 (編集), ア リックスパートナーズ・アジア・エルエルシー (監修)
ISBN:
978-4532314941




(PR)経営コンサルタント書き下ろし!メールマガジンから始める月収300万円までのプロセス

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2010年5月5日水曜日

Global MBA的 お薦めの本:仕事が速くなるプロの整理術 【その19】

5/5/2010(Wed) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

このGW連休は結構本を読みましたね。まだ、5,6冊は読み足りていないものが散乱していて、図書館にも予約済の図書が3冊程入っている知らせが来ていますが、でも、ゆっくりと読む時間を確保することができて良かったです。

今回お勧めする本は、仕事が速くなる整理術です。ここのところ、私はスランプ気味(って自分で言うのもなんですが)のような気がします。どうも仕事が上手く進まないのです。スケジュールを立てて、全体をしっかりと見渡して業務は進めているのですが、作業効率が著しく低下してきているような気がします。理由は(自覚しているもの、自覚していないもの、自覚したくないもの(笑))いろいろとあるのですが、それはまぁ(ここでは)置いておいて、どうすれば仕事スピードがもっと速くなるかを追求したいと思います。先日、ご紹介したパソコンの簡単な操作方法も是非試してみてくださいね。かなり速度がアップします。

今回はツールの使い方もそうですが、それ以前に「整理」するということに注目したいと思います。実は私「整理」が大の苦手なのです。机の上は上司に指摘されるまで(認識はしているものの)常に書類等で山積みになってしまうタイプなんです。いけないことはよ~くわかっています。家でも、私の書斎というか勉強机を始め本棚もひっちゃかめっちゃかです。かといってカミさんに掃除してもらうと、どこに何が移動されたのかがわからなくなるので、極力いじるなと厳しく言っています。会社ではそんなこといえないんですけどね・・・。(笑)

認識しているのにできていない。
だから、やっぱり、ここはしっかりと改善しないといけないと思い、この本を読み始めたわけです。勿論、「整理」に関する本は山ほどでているので、この本が唯一の「解」だとは考えていません。色々とある中の解の1つだという認識でいます。皆さんが取り組まれている方法でいい所をちょっとずつ採用させて頂くのが私の方式です。今回もそれに習って明日からのGW連休明けの勤務で実践してみようと思います。

さて、著者は、トリンプ・インターナショナル・ジャパン前社長で現在は吉越事務所の代表取締役社長の吉越浩一郎さんです。2004年には平成の名経営者100人の一人に選ばれたほどのお方です。

さて、図書の具体的な内容ですが、まずは、アナログ資料/デジタル資料の説明から始まり、紙は全てA4に統一することから始まりますという説明があります。サイズが違うと管理がしにくかったり、 後述されている「メリタ式」でもA4が最も活用し易いこともあります。

1つ1つ説明していると、本を読む時間位かかってしまいますので、私が特に「参考になる!」と思った部分をポイントとして纏めます。それ以外も参考になるのですが、既にやっていたり、似たような形でやっていたり、もしくは、違った形でやっているものなどになります。後、この本は、(私のように)整理が苦手な方には是非お勧めしたい一冊です!

私が「参考になった」と思ったポイント:
  • メリタ式のクリアファイル管理法:今までもクリアファイルは利用していたもおの、色分けをして、1枚目に簡潔に内容と期限(納期)を書いて、納期順に作業をするということ。今までは机の上に資料は綺麗に重ねられていましたが、当然、10秒で資料がでてくることはありませんでした。それで許されていたのですが、業務の効率化の視点で考えるとNGですね。是非、このメリタ式については活用してみたいと思います。私のもう1つの欠点はいわゆる「ファイリング」ではなく、いわゆる「ステリング」が上手くできないことです。終わった作業はどんどん処分していくことが今まではできませんでしたが、今後はどんどん(必要なくなったものは)処分していきます。
  • 図解について:全体的に図解の方がロジカルで伝えやすい、理解してもらいやすいというのは理解はしているのですが、なかなか、上手く纏められなかったり、図を描くこと自体が苦手だったということで今まではあまり率先して活用してきませんでした。「ロジックが取れていれば下手でもかまわない」という説明を聞いて、ちょっと不安感が減りました。自分の中では理解はしていたものの、一方で拒絶反応を示していたことも否定しません。
  • なぜを繰り返す:これはTPS方式でもよく出ますし、昔先輩にも「なぜ」を5回常に繰り返す、ということを教わりました。また、現在の部署の先輩からは、単に繰り返すだけでなく、本質のところをちゃんと突いているかも確認して1レベル高くいけというアドバイスも戴いていて、常に、原因や理由を考える際は、なぜを繰り返しています。是非、これは周りの皆様にもお勧めしたい点です。「なぜ」を繰り返すところで時間はかかってしまいますが、後々、これが時間短縮(効率化)につながってくるのです。
  • すべての情報の公開:これはとても重要ですね。私もまだ完全にはできていませんが、これはとても重要ですね。これは個人においてだけでなく、組織においても共通することですよね。以前情報共有(KM)のプロジェクトを担当していたことがありましたが、まだまだ全社的な情報共有が実現できていないと感じたことが多々あります。共有することで、自分もその中の一員であるんだ、という認識もしてもらえるという大きなメリットがあるんですけど・・・。まだ、引き続き努力が私自身必要です。
他にもまだまだご紹介したい点はあるのですが、それでは、本を読んだ方が早いしより具体的な説明がありますので、是非、興味をお持ちになりましたら、この本をお求め、もしくは図書館で借りてみてください。あなたも「整理」のプロになれるかもしれませんョ!

以下、参考までに図書の目次までご案内いたします。

目次:
  1. 整理術の基礎
    1. 紙をなくせない理由
    2. A4の紙とメールの相性が良い理由
    3. アナログとデジタルの利点と欠点
  2. メリタ式の書類整理術
    1. 紙を整理するルールを決めて、必ず守る
    2. 紙に書き込みをすることでムダを省く
    3. 紙で仕事の流れを最後までフォローする
    4. 紙とプロジェクターを使い会議で即断即決
  3. 図とイラストの描き方
    1. 図解すれば自分も相手も頭すっきり
    2. 図解の具体例 - ビジネス成功の三つの鉄則
    3. ロジカルに考えればイラストも描ける
  4. アナログとデジタルの融合
    1. Gメールとグーグルカレンダーで「紙の欠点」を補う
    2. iPhoneで情報を持ち歩く
    3. 私の事務所の実際の状況
  5. 整理術を活かす働き方
    1. 「なぜ」を繰り返してロジカルに答えを見つける
    2. 「誰が・何を・いつまでに」を決めてスピーディーに問題解決
    3. すべての情報を公開して問題を未然に防ぐ
    4. ゴールをイメージしてチームを動かす

タイトル:仕事が速くなる プロの整理術
著者:吉越 浩一郎 (著)
ISBN:978-4822265342


仕事が速くなる プロの整理術

吉越さんのインタビュー記事:(ご参考)

◆日本の人事部 (http://jinjibu.jp/)
「社員改革」を実現するリーダーシップのあり方

◆講師の心.com(http://www.koushinococoro.com)
  『成功するまで続ければ 必ず成功する』

◆B-plus: 仕事を楽しむためのWebマガジン(http://www.business-plus.net)
部下を育てるには「独立をそそのかせ!」吉越流マネジメント術が支持される理由

インターネットを探していると吉越さんのインタビュー記事は色々と見つかります。探していた私自身もまだ全て読みきれていませんが、是非、この図書以外にもネットにあるインタビュー記事もご覧になってみてください。きっと学習できるポイントが沢山盛り込まれていますョ!

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Global MBA的 お薦めの本: 上司と部下の職場系心理学 新装版 (マンガでわかる) 【その18】

5/5/2010(Wed) Global MBA@ThunderbirdMBA を 活かせ

今日はちょっとマンガで恐縮ですが、「職場環境における上司と部下に関係」の参考になる図書を見つけましたのでご紹介します。上司と部下の関係って色々と難しいものがありますよね。私も入社して以来、様々な上司や先輩と出会ってきました。難しい上司から優しい上司、そして、思いやりのある上司や上辺だけ(なぁんて言っていいのか分かりませんが)ちょっと形式的っぽい上司にも出会いました。其の都度、色々と壁にぶち当たったり、一緒に解決方法を模索したり、そして、悩んだりしたこともありました。そんなことを振り返って考えさせられるマンガ本でした。マンガって、少年の頃に読んでいたようなマンガ本ではなく、実用書をマンガちっくに書いているので、とても有益でありながら、マンガなので読み易く書かれているのでお勧めです。

この本の対象は上司だけでもなく、部下だけでもありません。両方に是非読んで頂きたい図書です。上司は当然部下について理解する必要がありますし、考えを押し付けるのは良くありませんよね。一方、部下も上司の考えを理解しようとする努力は必要ですよね。1章1話毎に簡単な解説が挟まれているし、マンガの中でも心理学的な講義が語られています。 「勝ち負け」の価値観に染まってしまっている現代を生きる社会人に、勇気を与える一冊です。 また、ビジネス分野におけるメンタルヘルスやカウンセリングの領域に興味がある方にも、入門編としてお勧めします。

簡単なあらすじ:
「宣伝部から営業部へと異動になったバブル入社組と高度経済成長組の課長。「対立者」こそが「協力者」になる! 叱らずに部下を動かすことができる上司のコーチング術を、マンガでわかりやすく説明する。」

タイトル:上司と部下の職場系心理学 新装版 (マンガでわかる)
著者:ナカタニD (著), 衛藤 信之 (監修)
ISBN:4408611352



上司と部下の職場系心理学 新装版 (マンガでわかる)

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2010年5月3日月曜日

Global MBA的 お薦めの本: 接遇道 【その17】

5/3/2010(Mon) Global MBA@ThunderbirdMBAを 活かせ

ようやく待ちに待った本が手に入りました。って、書店に行けばすぐに帰るものの、以前にも申し上げましたが、私は現在よほどの緊急性のある図書でない限り図書館で借りていますので、待ち時間が発生します。そうはいっても、常に手元に読む本が5,6冊は並んでいるので、読みたくてもすぐに読めないのが現状ではありますが・・・(泣)

それでも、この本は別です。並んである5,6冊の中でも最優先で読んで、すぐに読みきってしまいました。やはり、自分が興味を持っている本って、スラスラーって頭の中に染み込んでいくように入っていきますよね。すぐに読みきってしまうとは思ってもいませんでした。

本日ご紹介するのは、おそらく、多くの方が既に彼女の(強烈な)存在をテレビ等で知ったかと思いますが(人を喜ばせる応対の形と心)接遇道平林都さんの図書となります。決して難しい内容の図書ではありません。まずこの接遇は誰でもできることをしっかりとご説明されています。ご自信の若い頃の体験談などもリアルでイメージしやすいです。

色々と書きたいことはありますが、ここでは簡単に「お客様がまた足を運びたくなる言葉「10大接客用語」」についてご紹介します。

・サービス業は「夢」を売っています
・用命を復唱すると、お客様に信頼が生まれる
・省略した言葉を使ってはいけません
・お客様がお帰りになるときに大切なこと
・謝罪には「行き届かなくて」という前置きを忘れずに
・命令口調はお客様への言葉ではありません
・話し方の印象は、戻ったときの一言で決まる

・呼びかけになれなれしい言葉は禁物
・イスに座るとき、部屋に入るとき、マナーが出る
・追加でご用命を受けたときこそ、木を抜いてはいけない
・言葉は体で覚えてこそ一生もの

これらを1,2行で説明してもきっと体で理解して頂けないと思いますし、それでは、接遇道を理解したとはいえないと思いますので、是非、皆様にも一度この図書をお手にとって読んでみて頂ければと思います。私自身分かったつもりでいても、(一番良くないパターンと書いてありましたが)きっと体でではまだ完全に理解はできていないと思います。ただですね、できるところから1つずつやっていけばいいかなぁとも思っています。一見、ここに書かれていることは簡単そうで、、、いや、頭で考えると簡単ではありますが、日々の動作で、、、特に無意識的な動作レベルで実行できているかというと、できていない人も多いと思います。是非素直な気持ちになって、お客様のために取り組んでみてください。

また、これは接客業に限ったことではないと思います。私のように(現在)内勤の人でお客様と接しない場合であっても、多少の中身の修正(対応方法/言葉遣い)があるにせよ、社内でも十分に使えます。社内でも対応の良い人、悪い人というのは一目瞭然です。社内の仲間に対して素晴らしい接遇を行い、彼らが皆自分のサポーターになってくれたらどうでしょうか?それほどまでに強い味方はいないですよね?でも、接遇を通じてそれが可能なのです。にも関わらず、社内では政治や派閥があったり、部門間での対立や非協力体制があるのはあまりにも悲しすぎます。社内でこのような状況であれば、どうしてお客様に立派なサービスや接遇ができることでしょうか。そう考えると、まずはお客様以前に社内から改善していくことが重要だということもわかってきますよね。

図書の最終ページにある平林さんの2つの言葉・文章がずっと印象に残りますので、ご紹介して終わりにしたいと思います。接遇に限らず様々なスキルにおいても共通する話ですが、付け焼刃的なスキルというのはとても薄っぺらくて相手を満足させることはできません。結局のところ、一生、もしくは長年にわたって身につけることで、私達の一部となっていくのです。そして、私もここ最近直面しているときがあるのですが、今まで一体、何のために努力してきたんじゃ!と自分に言い聞かせながら、自分を奮い立たせながら更に自分を磨こうと誓った今日この頃であります。後半は、女性向きのメッセージのようでしたが、男性にも使えるものだと思います。

「接遇とは付け焼刃的なスキルではなく、一生ものの力として、あなたの一部となる」
「全部超えていけ、辞めてしまったら何にもならん。今辞めるんだったら、今まで一体、何のために努力してきたんや!」

タイトル:平林都の接遇道
著者:平林 都 (著)
ISBN:4479792813











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2010年5月1日土曜日

Global MBA的 お薦めの本: たった3秒のパソコン仕事術 【その16】

5/1/2010(Sat) Global MBA@ThunderbirdMBAを 活かせ

先日会社の同僚の面白い図書を借りました。。。と、いっても、もう3週間位経つかもしれませんが…。(ごめんなさい、連休明けに返します)^-^; それはパソコンを使った効率化の本です。パソコンを使うこと自体が手書きの頃と比較するとかなりの効率化につながると思っていましたが、多くの業務においてパソコンを使う中、今度はパソコン作業の効率化に着目した図書でした。自分で言うのも何ですが私はそれなりのパソコンの処理は早いと思っていました。アメリカにいた頃、中学校の時からタイプライターの授業を取っていたし、授業でもパソコンを使っていたので、特にキーボードの入力等には自信がありました。そして、マウスの処理もそれなりに速いと思っていたのですが、この本を読んだら、、、「目から鱗」状態でした。マウスでも速い動作ではあったのですが、あるキーボード操作でその1/5のスピードになったりするんです。慣れるのにというか、覚えるのにちょっと時間がかかりそうですが、毎日使い続ければ、きっと全体の作業は今までより遥かに速くなることは間違いありませんね。

内勤でパソコンをよく利用される方には是非お勧めしたい本です。自分ではそれなりに(スピードや効率という意味で)自信を持っている人でも、この図書はきっとかなり価値のある内容だと思いますョ。

この本では、「仕事で即、役立つワザ」を中心に91個紹介しています。「はじめに」にありますが、「このような実用書は、電車の中で読んで、すぐわからなければ意味がない。さらには、すぐわかっても、すぐ使えなければ意味がない。そして、すぐ使えても、すぐ効果がなければ意味がない。この本ほど「実用性」「即効性」を追求した本はない」とありますが、実に其の通りだと思います。図書の値段もそれほど高いものではなく、そして、文庫本サイズで読みやすいので是非皆さんにお勧めしますよ。

タイトル:たった3秒のパソコン仕事術 (知的生きかた文庫)
著者:中山 真敬 (著)
ISBN:4837978460





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2010年4月21日水曜日

Global MBA的 お薦めの本: 人は0.5秒で選ばれる! 【その15】

4/21/2010(Wed) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

コミュニケーション能力開発を通じて、
人々に“豊かで充実した人生”を提供いたします!!


皆さんの第一印象っていかがですか?自分では「それほど悪くない」と思っていても周りからはそう思われていない場合が多いかもしれませんよ。そんな典型的な例がです。どう見ても人当たりいいし、第一印象はいいでしょ!って勝手な思い込みをしていましたが、(感謝していますが)カミさんに昔(今でもか・・・)駄目だしをされることがよくありました。自分の「いい」と周りの「いい」評価は全く違うんですね。それか自分の評価が過大評価だったのかもしれません。なので、自分の評価がいいからといって、第一印象が素晴らしいとは思い込まないことです。是非、一度、周りの方に聞いてみてください。

そんな私が本日お勧めするのは、やはり、これしかありませんよね!第一印象を良くする、、、といえば、重田みゆきさん以外私は思いつきません。以前、テレビで見て以来、やっている仕事が素晴らしいと感動してしまいました。私は、人のモチベーション(心)に作用するところや、顧客満足の部分に大変関心があるのですが、この「日本初インプレッショントレーナー」がされているお仕事もストライクゾーンに確実に入っていました。テレビで見てからブログHPでもチェックさせて頂き、図書館で本を予約したら、予約待ちが○○十人も。そして、ようやく私の番になって1日で読み上げてしまったのが今日です。その想いを是非皆さんとも共有したくて、早速ご紹介致します

どんなに仕事ができても、どんなに格好が良くても、結局第一印象が悪いだけで、色々な判断が下されることがあります。勿論、それを挽回することもできるかもしれませんが、全てのケースにおいてそうできるわけではないですよね。就職活動で、面接第一印象が悪かったら、その会社の面接で次に挽回する機会はないですよね。また、挽回することができたとしても、それには信頼関係をより一層強化する努力が必要だったりします。もし、、、、最初から第一印象を強化する努力をしていれば、変なレッテルを貼られたり、足きり/ふるいにかけられることなんかはないはずですよね。

私達は常に見られ色々な場面で評価/判断されています。そして其のときに最も最初に相手が感じるものは、視線から入ってくる第一印象ですよね。勿論、汚いシャツを着ないとか、シャワーに入るとかもありますが、これは基本中の基本です。そんな話は一切この本ではしていません。それはできていて当然の話だからです。その次のレベルの話をこの本ではします。笑顔の作り方から如何に印象力を向上するかを細かく教えてくれます。

第一印象あなたの損得を決めると聞けば、誰だって頑張っちゃいますよね!私もこれは重要だと思います。人間見かけだけでないといいますが、それは違うと思います。体型などを指摘するのは、相手の人権を傷つけたりとか、、、、批判的な話もありますが、それでも、やはり、外見や雰囲気で第一印象は決まってくるものがあります。勿論、外見だけでなく、発声方法、姿勢なども全て含まれます。私もこの本を読んでからあらためて姿勢をよくしようとか、笑顔の作り方を勉強し始めましたョ。

目次紹介

はじめに
・ 自分の印象は意外と知らない?!
印象とは、周りが決めるもの
・ 「中の下」と言われた私でも、国際線客室乗務員になれた理由
印象次第で損得が決まる
・ 人はあなたを0.5秒で判断している
・ 「とりあえず」はチャンスを逃す

1章 印象力を上げる4つのポイント
2章 印象力アップトレーニング・基礎編(0.5秒で選ばれる顔と体を手に入れる)
3章 印象力アップトレーニング・発展編(5メートル先にいても話したくなる人は何が 違うのか)
4章 意外と知らない、大人の魅せ方
おわりに 

是非一度、この本を読んでみてください。

タイトル:人は0.5秒で選ばれる!―チャンスが20倍増える、印象力の磨き方
著者:重田 みゆき
ISBN:978-4478006580


人 は0.5秒で選ばれる!―チャンスが20倍増える、印象力の磨き方

また、これに関するYouTube動画も発見しましたので、載せておきます。とても参考になると思いますョ。


えっ!1分で変身!
究極ダイエット!必見!

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2010年3月31日水曜日

Global MBA的 お薦めの本: クラウドコンピューティング入門 【その14】

3/31/2010(Wed) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

今日ご紹介する図書は「クラウドコンピューティング」に関する図書です。サービスとしては既に私達がよく知るGoogleAmazonMSなど大手企業が提供していましたが、「クラウド」というキーワードが注目され始めたのは昨年後半位からではないでしょうか。元々はここにたどりつく概念だということはIT業界にいる方であれば簡単に分かることだったのですが、クラウドコンピューティングがここまで注目を浴びるようになったのは、ネットワーク回線の安定化、コストダウン、そしてスピードの向上でしょう。

そもそも、クラウドコンピューティングって何なのか?まずここから説明したほうがいいですよね。IT情報マネジメント用語辞典によると「インターネット上にグローバルに拡散したコンピューティングリソースを使って、ユーザーに情報サービスやアプリケーションサービスを提供するという、コン ピュータ構成・利用に関するコンセプトのこと」だそうです。

今回私が読んだ図書は、この「クラウドコンピューティング」の入門書です。ちょっと内容としては、入門書の入門書だった為、今まで耳にしたことがないという人向けだと思ってください。それほど分かり易く基本を説明しています。

簡単に章立てをご説明いたしますと、
  1. 「クラウドコンピューティング」とは何か
  2. Googleで体験できるクラウドサービス
  3. Windows AzureとMSのクラウド戦略
  4. アップル、ソニーと海外Webサービスのアプローチ
  5. セールスフォースとVMウェアの企業向けクラウド「
  6. クラウド時代のセキュリティと今後の展望
そもそも私が読み始めたのは、会社の中で「クラウドコンピューティング」に関する業務を少し担当するからという理由だったので、幾つかの章はまるっきり直接関係ないものばかりでしたが、それでも、大きな意味での「クラウドコンピューティング」を理解する意味ではとても分かり易かったです。特に身近にあるgmailやamazonなどの例から入っていくのですんなりと理解できますね。

図書はコンパクトサイズで軽くて持ち運びにも便利です。1日で読みきれる難易度とペース数だと思いますよ。自社の「クラウドコンピューティング」について考える、という人であればこの図書のレベルですと少しレベルが低いと考えるかもしれませんが、まずは基本を理解する、という意味ではとても参考になると思います。(新しい本を買うというよりは、最寄の図書館で借りるか古本を購入というレベルでもいいかもしれません)

タイトルできるポケット+ クラウドコンピューティング入門
著者:小林祐一郎&できるシリーズ編集部
ISBN:978-4-8443-2675-5


できるポケット+ クラウドコンピューティング入門


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2010年3月28日日曜日

Global MBA的 お薦めの本: 難関資格は働きながらとりなさい 【その13】

3/28/2010(Sun) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

(PR)資格試験一発合格のための効率的学習法マニュアル

今回お勧めする図書は、「資格」に関する図書です。資格が全てではありませんが、能力をつける過程で資格をとることはあながち間違ってはいないと思います。また、資格を取得するのは、社会人としての実務経験が役立つという著者の説明に私も同じ意見を持っているので、読んでみました。

この図書では、「弁護士」「公認会計士」「司法書士」「弁理士」など難関資格をターゲットにしていますが、私の中では、もう少しレベルの低いものでも問題ないと思っています。この図書では、難関資格を取得してそれで食っていく場合を想定して考えているかもしれませんが、会社で必要な資格を目指して頑張る人も中にはいると思います。そんな人のためにも、この図書の勉強法は通用すると思いますので、是非この機会に参考にしてみてはいかがでしょうか。主に考え方と勉強方法(取り組み方)について書かれた内容の図書です。

MBA取得後、もうすぐ1年が経過しますが、また、何か勉強したいという思いになってきました。と、いうより、MBAにいって良かったのは、常に勉強して新しいことを理解する、学習したいという思いになったことですね。継続して学習していかないと、仕事もチャレンジングに感じないでしょうし、退屈(つまらない)人生になってしまうような気がします。

参考までに目次までご紹介致します:

  • 働きながら難関資格を目指すことのススメ
  • 働いているからこそ、合格しやすい
  • 普段の仕事で得た経験やノウハウが役立つ
  • 「仕事で忙しい」が時間を生む-合格までの自己管理術
  • 働きながら難関資格に短期合格するための実践的学習法
  • 短期合格を達成するための日常習慣術
  • 働きながらも視覚取得後を意識する
タイトル:難関資格は働きながらとりなさい―社会人としての実務経験が役立ちます
筆者:佐藤幸幸
ISBN:4-7612-6160-9



是非、皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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2010年3月18日木曜日

Global MBA的 お薦めの本: 鉄則!企画書は「1枚」にまとめよ 【その12】

3/18/2010(Thurs) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

今日お勧めする図書は、「企画書の書き方」です。ある理由から社内で企画書を書くことになりました。業務上書く必要性があるわけではなく、今の現状に対する改革案を提案したい、ということから、企画書を書いてみようと思い立ちました。PPTの資料ならよく作るのでずらずらと作成することはできますが、「企画書」ってそもそもどんなものだろうと考えて調べていたらこの図書と出会いました。イメージで書きますが、今まで企画書って、2,3枚のものを想像していましたが、この図書では、キッチリ1枚で納める企画書の書き方を教えてくれます。

今年で10年目になる会社員生活です。ただ単に目の前の業務をこなすだけでなく、そろそろ、会社の制度だったり、やり方について改善提案をしていく立場にもあるかなぁと最近感じてきました。今の部署には部下や後輩はいませんが、本部全体にはいます。彼らのためにもこの「企画」は是非通したいものです。(って、詳細はここでは申し上げられません)

詳細は是非この図書を読んで頂きたいですが、この図書でいう企画書の構成要素は、次の通りです:

  1. タイトル
  2. サブタイトル
  3. 目的
  4. サブ目的
  5. 理由
  6. 予算
  7. 現状
  8. 要望
これに最後に署名と日付を忘れないこと。これらを簡潔に1枚にキッチリと納めるのです。

皆さんも、是非現状に満足せず常に様々なことにチャレンジしていってみてくださいね。思いを1枚にに込めて簡潔に相手に対して説明して、理解・納得してもらえるよう企画書を作成してみましょうね。きっと想いは伝わりますよ!

タイトル鉄則!企画書は「1枚」にまとめよ
著者:パトリック・G・ライリー(著) 池村千秋(訳)
ISBN:4-484-03111-6




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2010年3月7日日曜日

Global MBA的 お薦めの本: きちんとした人は仕事ができる! 【その11】

3/7/2010(Sun) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

久しぶりにお勧めの本をご紹介します。近くの図書館や会社の図書館、そして他から勧められた図書は色々と手元にあるのですが、全てつまみ食い状態で、久しぶりに本を読み終えました(笑)。今回の図書は難しい内容のものではないので、どなたにも1,2日あれば読める内容です。

どういった人が仕事ができるのか?それは、「きちんとした人」です。とはいえ、特に難しいことをやっているわけではありません。優秀じゃないと仕事ができるというわけでもありません。当たり前のことをしっかりとできているか、それが重要なのですね。

著者の石井さんは、トヨタ自動車にお勤めになっていて、役員秘書、技術員を経て、安全衛生、設備安全、リスクマネジメントを通じ、強い職場&人づくりを実践されてきたそうです。現在は、株式会社エフェクトの代表を務めていらっしゃって、人材育成研修やコスト低減のカイゼン指導、戦力になる社員研修などを展開されているとか。他にも幅広くご活躍されているようです。

私の上司もよく「段取り力」という言葉を連発している(トヨタ式を学んだのかな?)ので、私もその影響を受けてか、事前に準備できることは何でもしようという心構えになりました。できる限り重い仕事なども早朝に済ませようとか、議事録もなるだけ、前もって準備しようと考えたりして、"Preparation is the Best"と言っていたMBAの教授の教えも今の仕事・生活にもできる限り取り入れるようにしています。そんな私にとってこの図書は「復習」という意味でとても良い勉強になった図書です。かなり分かり易く書かれてあるので、きっと、今の業務と照らし合わせながらすんなりと吸収できる内容かと思います

タイトル: 「きちんとした人」は仕事ができる!―女性でも男性でも「必要!」とされる働き方
著者: 石井住枝
ISBN: 978-4-8379-2336-7



<目次>

第一章:ポイントは「段取り」!
 1.当たり前の段取り力
 2.環境を整える
 3.何事にも準備
 4.ブレない金銭感覚
第二章:こんな「創意くふう」ができるか
 5.作業を仕事へ
 6.仕事を楽しくする
 7.現状を把握する
 8.先を読む
第三章:「自立と自律」ができる人の強さ
 9.あきらめずにやり続ける
10.信頼を高める
11.仕事の準備は身体から
第四章:「人財育成」急所中の急所
12.しかけをつくる
13.言葉の軸を合わせる
14.質問力を整える
15.まかせて、育てる
16.背景を明確にする
17.有限実行

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2010年1月10日日曜日

Global MBA的 お薦めの本: 図解「超」勉強法 【その10】

1/10/2010(Sun) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

(PR)意志が弱いほど“やせる”唯一のダイエット

前に図書館で借りていた本を読み終わってはいたのですが、なかなか投稿ができていませんでした。(昨日、Thunderbirdに今通っている後輩と食事をしたのですが、彼女からも「最近ブログが更新されていませんね」、、と。ん~、その通りなんです。ちょっとさぼりがちです(反省))また、ちょっとずつ再開していきたいと思います。皆さんに宛てた年賀状には「行動の1年」と公言したので、しっかりと実行していかなくちゃならないですよね~。

さて、Thunderbird Global MBAから戻ってきたら、勉強はもうお終いと、実は、ちょっとだけ留学前は思っていました。留学でビジネスについて勉強して帰ったら、それを今度は活かすまで!という安直な思いがあったのですが、帰国後に感じるのは更に勉強が必要だということです。勿論、私達人間には限界があるので、ハッキリとできることとできないことは明確にしなくてはなりません。もし、あなたが経営者で法的なアドバイスが必要であれば、弁護士になろうとは思わないですよね?弁護士資格を今から勉強して取得する時間(というコスト)を考えると、プロの弁護士に相談することの方が賢明な選択ですよね?そこまでして勉強する必要がない(ROIもあまり期待できない)ものはたくさんあります。但し、その逆の勉強しなくてはならないものもたくさんあります。(それを洗い出すにはマインドマップ法を使うのが効果的ですよ)例えば、私が今担当している監査に似た業務では、「会計」「業務」「IT」、そして、当然語学力が求められます。会計の知識は、MBAでも学びましたが、今の業務に特化した会計知識が更に必要で現在学習中です。深堀していくと、更に学習することが見えてくるはずです。逆に、「もう私には学習することは無い」と感じることはよほどのことでない限りあり得ないと思います。

不思議なことですが、頑張れば頑張るほど、教養をつければつけるほど、そして(おそらく)出世すればするほど更に学習する必要があると感じるものなのでしょう。結局、生涯学習は続くものだと私は考えています。学習をストップしてしまったら、それ以上成長しなくても良いと思っていることと同じですからね。もう勉強はしないだろうと昔は思っていましたが、今では、ホント不思議ですが、「もっと勉強しよう!もっと勉強したい!」という想いの方が確実に強いです。あなたも、実はそうだったりしませんか?

さて、前置きが長くなりましたが、今回のお勧めの図書は、「最小の努力で最大の効果を得る!」と題した本です。社会人になると、特に重要なのは、「時間」です。少ない時間で、少ない努力で、最大限のアウトプットを求められるのは当然のことですよね。この時間をカネに置き換えたら更に分かり易いかと思います。それを意識して今回の図書を読んでみました。私もまだまだ色々と勉強したいことがありますが、ただ普通に勉強していても効率的ではありません。最初に効率的な勉強方法を理解した上で、学習に臨もうと思っていました。

まず、「超」勉強法のポイント(原則)が幾つかあります。
  1. 面白いことを勉強しよう
  2. 鳥の目で全体から理解する
  3. 8割分かったら、先に進む
全て基本的なことではあるのですが、皆さんもちゃんと実行できていますか?1番についての補足ですが、必ずしも面白くはないことも勉強しないといけない場合がありますよね?その場合でも、その面白くない内容の中から面白いものを見つけてそこから取り掛かることも重要です。例えば、とっつきにくい内容の場合、私は書店にいって、「猿でも分かる・・・シリーズ」や「図解・・・・」や「マンガで理解する・・・」のような分かりやすかったり、マンガ調で描かれてある超入門書から入ります。まずは、その最初の一歩のところでつまづかないように努力してみるのもポイントだと思います。

2番目については、とても重要です。細かいところから1つ1つ入っていっても、実はあまり頭に入っていない場合が殆どです。慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、まずは、全体像を理解して、大体でいい(3番にもつながります)ので、ご自分の頭の仲で、その内容の絵を書いてみてください。絵というのか、構造というのかフレームワークというのか、、、言い方は何でもいいのですが、全体像が見えるものを書くことが重要です。この全体像を理解しておくことで、後々細部に学習をした際に、こことあそこはこのように関係してくる、ということがわかってきて、点と点同士が紐のように繋がっていきます。このつながったときって、「あ!なるほど!そうなるのかぁ~!」とちょっと嬉しくなりますよね!?(私はあの瞬間が結構好きなんです)

8割分かったら次に進むも重要ですよね。日本人の(一般的傾向から)良くないところは、完璧主義者であることです。日本では最初から100%理解しようとする人が多いですが、理解できなかったら先に進めないわけですよね?でも、80%の理解ができれば、次に進めて、その次でさっきまで分からなかったことが少しずつ読めてくる場合があります。英語の読解でもよく聞いたことがあるかもしれませんが、一文が理解できなくても、その段落全体を読めば何となく趣旨が理解できるようになってくる場合が多いんです。無理に完全理解を最初からする必要は全くありません。

この3つの基本原則から始まり、「速読」「スケジュール管理」「関連付け暗記法」「文章力向上法」「数学のススメ」「知識力<検索力」「ITの駆使」「楽しむこと」などをテーマにして分かり易く説明されています。ここで1つ1つのご紹介はできないので、是非、書店でお求め頂いたり、図書館で借りて読んでみてください。これから勉強される方、今既に勉強中の方、そして、もう俺には勉強は必要ないと思っている人も含めてお勧めする図書です。

タイトル図解「超」勉強法
著者:野口 悠紀雄
ISBN:978-4-06-215746-9




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2009年10月26日月曜日

Global MBA的 お薦めの本: 危機の経営 【その9】

10/26/2009(Mon) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

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こんばんは。もう夜中の2時です…。明日(あ、もう今日か…)は仕事なんで早く寝なくちゃなんですが、ちょっとばかり昼寝をしようと思ったら数時間も寝てしまったので、其の寝た分は他のやるべきことを済ませようとしていたらこんな時間になってしまいました。

でも、今日は有意義な一日でしたよ。会社の同僚から借りていた本をイッキに読み終えることができました。寝ている横では、等々力競技場で川崎フロンターレが広島と試合をやっていたようですが、スゴイ歓声だと思っていたら、今日はなんと7対0で圧勝し、首位になったとか!(頑張れフロンターレ!)

それはさておき、今日のお勧めの図書は、日本で仕事をしている方「全員」に読んで頂きたい本の1つです。

最近、会社の隣の方が「失敗学」「失敗学」といつも言っていて、「その畑村先生はスゴイ!」と口をすっぱくするくらい言っているのですが、その畑村さんが著者の一人でもある本当に勉強になる本です。実際には吉川さんのサムスンでの経験をベースに書かれている本ですが、畑村さんは各章末にコメントを残しています。

この図書を読んで感じたのは、Thunderbird Global MBAでの教えと少し似ている所があったところです。(まぁ実のところ、、、Thunderbirdの教授はコーポレートMBAというコースで韓国の大手グローバル企業に毎年グローバル経営を教えに行っているんですよね~)従来までの日本的経営は先進国では通用していたが、ビジネス自体が飽和状態になってくると、そこだけで戦っていくことはできなくなってきます。飯の種にはならいんです。ただ、日本はプロダクトアウトの商文化が続いてきたからなのでしょうかね、、、お客様志向と言いながら、結局はプロダクトアウト型のお客様志向なんですよね。素晴らしい製品を製造・生産することには長けていて、平均や富裕層レベルの人達にはMade in Japanは喜ばれます。品質=日本、という代名詞は殆どの先進国では思われているといっても過言ではないでしょう。しかし、お客様(ユーザ)が望むものが、120%の品質でなかった場合どうだろうか?新興国では、最上級の品質や徹底した効率より低コストの方を重視する人達がたくさんいるにも関わらず、日本の従来のやり方では、ニーズとシーズが合致しないですよね?!

これをサムスンは非常に上手い戦略を元に進めたわけであり、これが、世界一企業にまで這い上がることができたわけなのです。日本とは同じ戦略をとらないで、おそらく、マイケルポーターのファイブフォース分析などを使って、自分達の土俵を上手く見極めたんでしょう、とうい吉川さんの考察も書かれています。

他にいいなぁと思ったのは、例えば以下です。勿論、英語を習得することはコミュニケーション上とても重要ではありますが、「グローバル」にビジネスを展開するにはそれだけでは全く不十分なのです。これを理解できている幹部社員やトップはどれだけいるでしょうか?
「何よりも問題なのは、グローバル時代への備えに対する日本人の意識の低さです。それはたとえば、かいがいでの活動に際して、「英語を勉強すれば大丈夫」と安易に考えている人が多いことからも容易に伺えます。グローバル展開で求められるのは、国や地域によって異なる価値観や考え方を理解することです。それは英語を話せるようになっただけでは理解できるようなものではありません。ここで必要なのは、言語だけではなくその国の文化を理解した人材です。しかし、そのような人を育成するシステムは、いまの日本の教育機関にも企業にもありません。それでも、従来は、比較的価値観が似ている欧米が相手だったのえ何とかなりましたが、文化や価値観が全くことなる新興市場を相手にする場合はそうはいかないでしょう。(引用)」
もう1つ私がいいなぁと思った箇所を取り上げます:
どこの日本企業や古い企業でもあるようですが、変化に対して変わろうと思う人が少ないんですよね。確かに変化に際して自分達のやり方を変えていくことはそれなりのエネルギーが必要だし、場合によってはリスクもついてきますが、それでも、何もしないで放置しておくことがどれだけ会社のためになるでしょうか?
「やり方を変えずに従来の方法を続けるのは、人間にとって一番楽なことです。そのためまわりが黙っていると、多くの人は変わらずにそのまま済ませようとします。もちろん、周囲の状況は常に変化しているので、このような対処の仕方がいつもつうようすることはありません。それでも変わることを望まない多くの人達は、あれこれ理屈を考えながら状況が変化していることを認めようとしなかったり、変化を認めてもそのことに文句を言ったりしながら、自分が変わらないことを正当化しようとするのです(引用)」
この本で書かれてあることは、社員一人で実現できることではないと書かれています。それでも、私はこの本をトップだけでなく、社員にも是非読んで頂きたいと思います。強いトップのリーダーシップの下、社員が動くわけですが、一致団結して会社をより良い方向/ステップにもっていこうと思える社員が少しでも多く早い段階からいることで、改革がしやすくなりますし、改善効果もより早くでてくる可能性が高まると思います。

<1点だけ反対意見>
1点だけ、私が賛成しかねる内容がありました。それはブランドについてです。これも考え方が古いということになるのかもしれませんが、サムスンが新興国でお客様のニーズに合わせて従来までの「品質」と定義されてきたもののレベルを下げてでもお客様に提供してきたことを、例えば、高品質を売りにしていた日本企業がやると、ブランドイメージは崩れないのでしょうか?

極端な例ですが、BMWが新興国に進出したい場合は、サムスンの例で言うと、お客様のニーズに合わせて少し品質を下げてでもお客様のニーズに応える戦略をとる、となった場合、BMWという全体ブランドイメージが崩れていくように思えます。日本企業がBMWのような高級ブランドイメージがあるか?といわれると、ないかもしれませんが、その優れた「技術ブランドイメージ」は誇りに思っていますよね。そして、それがブランドの1つだと認識している場合、品質を下げて新興国でビジネスをやること自体、ブランド戦略に反しているのではないか?とちょっと思ってしまいました。トヨタとインドのタタ社のコンパクトカーについての記述もありましたが、トヨタがタタ社のようなレベルの低い車を製造・販売することが果たして良いことなのか?とちょっと考えてしまいます。今の技術レベルのまま、努力して更にコストを削減する努力をするのであれば、それは素晴らしいことだとは思いますが、「品質」と「ブランド戦略」のバランスも重要なのではないでしょうか?

是非皆さんも一度読んでみてください。日本企業はまだまだ頑張らなくちゃ!負けちゃ駄目ですよ!

タイトル危機の経営 ~ サムスンを世界一企業に変えた3つのイノベーション
著者:畑村洋一郎 + 吉川良三
ISBN:4062158035






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2009年10月17日土曜日

Global MBA的 お薦めの本:仕事の9割は声で決まる! 【その8】

10/17/2009(Sat) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

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こんにちは。秋到来ですね。暑い夏も終わって、私にとってはようやく嬉しい季節になってきました。なぜって、、、夏は事務所が暑すぎました。クールビズ運動は環境には良いのかもしれませんが、社員の仕事効率には悪影響を及ぼしています。それでダラダラと残業をしてしまうくらいなら(そんなことしませんでしたが)、もう少し部屋を涼めて、仕事効率をグンと高めた方がいいのではないか・・・と考えたりします。仕事効率といえば、、、あなたは、何か効率的な仕事方法を常日頃から挑戦したり、取り入れたりしていますか?私は色々と試みていますよ。メモ帳の使い方、朝型に変えたこと、プロマネの考え方を導入したこと、他にも参考になる図書を読んでは使えるかどうかを検証しています

今日お勧めする本は、今までとはちょっと違った内容です。最初見たときは、「嘘だろぉ~」と思いました。仕事の9割が声で決まるわけがない!と、本のタイトルをそっくりそのまま否定していました。読んだ結果、仕事全体の9割が声で決まるとはまだ思いません。(私が思うに)仕事全体という広い領域ではなく、仕事の(広義の)交渉の場面であったり、仕事を進めるにあたっての、という範囲であれば、かなりの率(9割までとは言い切れませんが)で「声」が大きく影響するだろうとこの本を読んで実感しました。

この図書を読もうと思ったきっかけは私自身時と場合によっては、声が小さく、カツゼツが悪いという指摘を受けることが多々あります。カミさんとの会話でもそのような場面は結構あり(悲)、指摘されることもあります。それが、仕事でもきっと起きているだろということは簡単に推測できるのですが、あまり指摘されることはありません。しかし、きっとこれを改善すれば、仕事でも更に良い結果を生むことができるだろうと自分の弱点を克服したいという強いがあったから読んでみようと思いました。同じように「声」でお悩みの方には是非お勧めしますよ。勿論、そういったウィークポイントをお持ちでない方でも、更なるスキルアップを目指す方にも本図書はお勧めですよ。

少し意外というか、入り方が違うなぁと思ったのは、よくあるビジネス書の著者はビジネスを中心にされてきた方なんですが、今回の方は、「ヴォイス・トレーナーとして個人指導もしながら、交渉の理路と発声法を結び続ける研究を続け、『戦略発生法研究所』を自ら創設した方」なのです。そのような方の観点で書かれているのでいつものビジネス書とはちょっと違った感じだなぁという新鮮な気持ちで読むことができました。

実際に書かれてある内容は、大変興味深く、特に「声のグー・チョキ・パー」は必ず皆さんにも参考になる戦略・戦術になりますので必見かと思います。詳細は読んで戴くとして、基本は、「相手が、”グーの声(論理)”できたら、こちらは”パーの声(感情)”で対抗し、相手が”チョキの声(攻撃)”できたら、こちらは”グーの声(論理)”で対抗し、相手が”パーの声(感情)”できたら、こちらは、”チョキの声(攻撃)”で、いったん引き離す」という考え方です。あえてそうしない場合もあるようですが、この使い分けがとても重要で、相手との会話で最大限の結果をもたらし、win-winを双方にもたらしてくれる結果へと導くものになるそうです。交渉術の具体的なタクティックスとはまた違った側面での内容だったのでかなり面白いと思いますよ。

あなたは「声」に自信がありますか?あなたの声はドスが利いていて怖がられていませんか?なめられていませんか?不快に思わせたりしていませんか?声の与える影響はとてつもないものだと思います。是非、一度この図書で声についての(再)発見をしてみてください。

タイトル仕事の9割は声で決まる!
著者:谷川須佐雄
ISBN:4-413-03602-6



<新型インフルエンザに関して>
日々新型インフルエンザの感染率が高まっていますが、あなたは感染しないよう努力していますか?人が大勢集まるような公共の場(電車や映画館など)では、是非マスクの着用をお勧めします。センシティブになりすぎる必要はないと思いますが、でも、対策を怠って感染してしまっては、元も子もありません。ピークは今だと言われています。ここ1,2ヶ月を乗り切ると、少しずつ感染率も下がってくるだろうという予測は前に出されています。感染率の拡大防止の為にも是非一人一人が予防に努めて頂きたいなと思います。新型インフルエンザの予防接種も始まりましたよね?予防接種が受けられる方は是非受けられることをお勧めします。また、季節風インフルエンザの予防接種もそろそろ始まりつつあると思います。こちらも是非皆さん受けられることをお勧めします。
新型インフルエンザに備える


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2009年10月15日木曜日

Global MBA的 お薦めの本:「お金持ちの習慣が身につく「超」心理術 【その7】

10/15/2009(Thurs) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

以前、どこかで触れたかもしれませんが、私は心理学に大変興味を持っています。仲間と一緒に心理学系のボランティアもやっているくらいです。そちらでは定期的にコラムなどを書いたりしています。そんな私が第七回目に選んだ図書は、「お金持ちの習慣が身につく『超』心理術」です。お金持ちになる図書は不況が続いているからなのか、書店では沢山並んでいますよね?!どれがいいのかが迷うくらいです。私はロバートキヨサキさんのシリーズ(例:金持ち父さん貧乏父さん)の本が個人的には好きですが…。それはさておき、これらの多くは具体的にどのような行動を起こすかがポイントとなっていますよね。勿論、それは大変重要です。具体的な施策がないと、金持ちに近づくことができないわけですから。でも、それらにたどりつく前に、自分の心構えというか、心理状況について注目したのがこの本になると思います。答えは1つではありませんが、「望ましい姿勢」を教えてくれます。ちょっと精神論が多いかなぁとも思いましたが、1つずつ大学教授や博士の客観的なデータで裏づけされているのが興味深いところです。精神論ばかりの本だとこのような裏づけあまりありませんが、この本は、しっかりと裏づけされているので、精神論について書いてあるんだけれど、客観的なデータが裏にあるので、受け入れやすいんですよね。

詳細は読んで戴くとして、幾つか面白かった内容をご紹介します。
  • 『「オレはもう十分努力した」というところから、さらに一歩踏み込め』: 100%目標を達成しても、更に頑張ることが重要だということ。当たり前すぎることなんですが、我々はとかく設定した目標を達成することに意識がいってしまい、達成できたら、「やったぁ~」でそれより先は現状維持になってしまったりしていないでしょうか。そうではなく、目標を達成したところから、更に頑張れるかがポイントということ。
  • 「成功したときこそ、その理由を探れ」: 今世間では「失敗学」や「失敗から学ぶ」ということが注目されていますが、この本ではむしろ成功要因を分析して、どうすれば成功するかを理解せよ、ということです。失敗を分析すると失敗を防げるかもしれませんが、それ=成功かというとそうではないのかもしれません。一方、成功を分析することで、成功の横展開ができるようになるかもしれません。
  • 倒れたら、すぐに起き上がれ: 失敗してもすぐに起き上がることが重要であるという説明です。逆にすぐに起き上がらないと、其のうち本当に起き上がれなくなるほど重症になってしまいます。倒れたままにしておくと、その内身動きがとれなくなってしまいます。これに関連して成功の要因はどれだけ失敗をするか、ということも挙げられています。エジソンの話なんかは有名ですよね?!
これらはほんの一例ですが、分かりやすく解説され、データを元に書かれているので、説得力も意外とあるんですよね。心理学なんか信じないと思う人もいるかもしれませんが、潜在意識や心というものは、目に見えないものではありますが、とてつもない力を持っていると私は信じています。また、ビジネスや普段の生活もそうですが、「人と接する」ことが全ての基本となっている中、「心」を上手く使う・理解することがどれだけ重要なファクターかということはきっと皆さんも薄々気づいているのではないでしょうか。

お勧めの一冊でした。

タイトルお金持ちの習慣が身につく「超」心理術
著者:内藤諠人
ISBN:978-4-492-04307-3




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2009年10月4日日曜日

Global MBA的 お薦めの本:「ビジネス数字力を鍛える」【その6】

10/4/2009(Sun) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

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第六回目のお薦めの本は、ビジネスマン・ウーマンには避けて通れない「ビジネス数字力」についてです。私達の業務のほとんどは数字を扱うものです。工場では生産管理、営業ではお客様に提案する際にお客様の利益やコストについて、会計・財務では当たり前のように数字は使われていますし、法務や広報でもあらやうるプレゼンや報告資料に「数字」は使われています。数字を使わないで業務を遂行することがむしろ難しいくらいですよね。中には無理して数字を使わなくてもなんとなくなるケースもありますが、数字を使うことでより説得力も増すので、裏付けをするためにも、むしろ使う方がより良いわけです。

しかし、そんな数字も使い方・扱い方を誤ると違った方向に誘導してしまったり、何のための報告だったかを見失ってしまうことにもなりかねません。この図書では、数多くの新しい発見や忘れていたことや、気づかされたことがあります。その中でも1番は、数字やデータを相手に理解するだけでなく、共感してもらうだけでなく、最終的には動いてもらうためのものしなくてはならない、ということ。一見当たり前のことなんですが、なかなか意識できていなかったと大反省です。目的は理解していたつもりが、いつしか資料作成に没頭してしまい、相手に分かり易く伝えることにばかり意識がいってしまい、その次の相手の行動を意識した資料作りになっていなかったことが何度かあることを思い出します。相手に「へぇ~、スゴイね」と資料に感心しえもらうのではなく、「よし、では、この内容で進めてもらおう」と発注、契約、承認に結びつく行為にまでもっていく必要があるわけです。そういった数字の見せ方、伝え方まで最終的には意識しておかないといけないわけです。

さて、この図書に戻りますが、最初は、もっと「数字」の塊の本かと思って身構えていたのですが、そんなことは一切ありません。簿記などのような計算問題がでてくるわけではありません。コンセプチュアルな内容で、「ビジネス数字力」のフレームワークの説明とお考え下さい。(さすが、ビジネススクール教授だけあって)ケーススタディ式になっているので、非常に分かり易いです。数字の計算力ではなく、どのような数字をどのように扱うか、という「考え方」を重視した図書となっています。計算が苦手な方には入門書として素晴らしいと思います。逆に計算が得意な人に対しても、「計算力が優秀」が「ビジネス数字力」とイコールではないことが理解できる内容の本になっているので、お薦めです。

詳細は図書を読んで戴くとして、フレームワークのポイントだけ、ご紹介します。

1.分析の目的をおさえる
   ↓
2.仮説を持ってどんな情報が必要かを洗い出す
   ↓
3.適切な情報を収集する
   ↓
4.分析の際にどんな前提を置くべきか確認する
   ↓
5.集めた情報を加工、計算をする
   ↓
6.目的につながる解釈をする
   ↓
加工結果や解釈をわかりやすく表現する

タイトルビジネス数字力を鍛える (グロービスの実感するMBA)
筆者:田久保善彦
ISBN:978-4-478-00440-1




SOHO・起業家・週末起業家が使うバーチャルオフィス

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2009年9月26日土曜日

Global MBA的 お薦めの本:「プレイング・マネジャー」【その5】

9/26/09(Sat) Global MBA@ThunderbirdグローバルMBAを活かせ

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第五回目のお勧めの図書は、多くのビジネスマン・ウーマンが常日頃に苦労されている内容です。「現場と管理職を兼任するためのコーチング術」と副題にありますが、管理職だけなら、、、、現場だけなあら、、、、まだそれを専任でやればいいのですが、兼任することでイッキに負荷と責任が高まります。が、今の経済上、管理職を専任でやるというのは少しずつ減ってきているのではないでしょうかね。

私はまだまだ先の話でしょうが(心では、早く!と叫んでいますが)、管理職ではありません。(社内で転々と異動を続けていたのでいまいち評価が…。逆を返すと、其の文社内のあらゆる部門との接点はあるんですけどね…。ブツブツと独り言)しかし、昔の上司の常に自分の視点からだけでなく、1つ、2つ上の視点でも考えるようにしろ、といわれ続けていたので、その教えは守っています。(○坂さん)よく、幅広い視点で考える(横の視点)というのは、聞きますが、当時の縦の視点についてはあまり意識していなかったので、言われた時は衝撃的で今でもその教えを守ろうとしています。そんな理由からなのか、この本を読んでみました。

<この本を勧める対象者>
「現場」と「管理職」とを兼任する方、これからすることがわかっている方、将来を目指した方の皆さんにもお勧めの本です。入社して数年の若手にも参考になる図書だと思います。上司の視点を理解することがができるようになりますよ。

この図書のお勧めは、具体的で分かり易い事例が幾つもあることです。読んでいると、上手い具合に書かれており、おそらく、多くの方に当てはまる内容ではないでしょうか。私も「フムフム」と頷きっぱなしでした。そして、事例の後にはしっかり、重要ポイントが書かれており、次章からは、具体的な「教え」があります。決して難しい内容ではありませんのでご安心下さい。1日もかからないでササッと読めてしまえる内容です。かといって、内容が薄いわけではありません。「現場」と「管理職」を兼任する難しさをよく理解された上で書かれており、実際の相談の声も載っています。「コーチング」を活かした部下の能力開発ややる気の出し方などは事例を通じてかなり勉強になりました。逆に部下ではなく、上司に働きかける方法も最後の相談事例に載っており、参考になりましたね。

読む際のポイントは、主人公が自分だと思って読むことです。自分だったらどうするのか、と途中止めて考えてみてください。そして、実際にはどう対処するのがより良い方法なのかを確認してください。自分がその立場でない場合でも、自分が(もし)プレイング・マネジャーだったらどうするか、という視点で考えてみてください。読みながら、ご自分の能力開発にもつながりますよ。

読みやすくてお勧めの一冊でした。

タイトルプレイング・マネジャー―現場と管理職を兼任する人のためのコーチング術
著者:本間正人
ISBN:4-569-64939-4
著者サイトwww.learnology.co.jp


MBAホルダーや留学中の方へ
MBAでは、ここまで具体的な教えはあまりありませんでしたね。もう少し大局的な内容(レクチャーやケーススタディ)が中心で、ここまで現場レベルというか、実務に近い内容は残念ながら無かったと思います。しかし、逆にMBAでは大きな視点で考える力がついたので、木ではなく、森をしっかりと見る力はついたと思うので、上司や経営者の視点で常に考えることはできるという自信はあります。後は、それをどうやってプレイング・マネジャーという位置づけに当てはめるかですが…。

是非そういったところまで意識した上で勉強してみてください。既にご卒業された方は、そういった視点でも考えてみてください。MBAをとったからといって、それ=仕事ができるわけでは決してありません。(昔は取得=出世もあったかもしれません)それを如何に使いこなすかが重要なんです。ITと一緒ですよね。ITは所詮ツール。MBAもツールの1つだと思ってください。それを如何に使いこなすかが最も重要なわけなんですよね。




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