3/02/08(Sun) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)
来週末から期末試験ですが、その前に最後の息抜きです!今日は13:00よりSeattle MarinersとSan Diego Padresのオープン戦に日本人家族6人で行ってきました。お目当ては、イチローさん、城島さん、そして井口さんです!!しかーし、昨日の試合にはイチローさんは出場したそうなのですが、今日はベンチ入りさえもせず、見ることもできませんでした。オープン戦だからなのかチケットも少し安く、我々は外野席(ただの芝生ですが)へ。意外と外野の芝生は人気がないと思いきや、結構人がいましたねー。試合を見にきているのでしょうが、他にも日焼けしにきたり、ただのんびりとしにきているだけの人も沢山いました。なんか、学校での時間の流れとは間逆のスロー・ライフを感じさせる光景でしたねぇ。まだ3月になったばかりなのに、日差しはかなり強く、帽子は最低限必要でほとんどの人はサングラスも持参していました。(注:上の写真はキャンプ地で練習していたマリナーズのイチロー選手を妻が撮ったものです。当日の試合の写真ではありません)
試合は5回以降、主力選手が降板して帰っていってしまうので、我々も6回位で出てきてしまったのでよくわかりませんが、結構接戦だったかと思います。8月にアメリカに来て既に7ヶ月が経つにも関わらず一度もスポーツ観戦にきたことがなかったので、間近でMLB選手の試合が見れて満足です。私も中学校までは野球選手を目指して毎日練習していたので、間近でMLBの選手を見るとかなり興奮してきます。但し、イチローさんが出場していなかったのはかなりショックでしたね…。3月いっぱいは当地でオープン戦をやっているようなので、また時間を作ってきてみようと思います。嬉しいことに自宅から車で15分の所にあるので、いつでもこれそうです。(いつでもこれる時間があればですが…。奥様方は一緒にサインを貰いに通っていたりしたそうです)アリゾナの数少ない良いところ(?人気があまりなさそうなので)は、暖かい気候のため、プロチームの練習がよく行われることですね。今年もMariners/Padres以外にも幾つかのチームが当地で練習していますね。勿論、日本人選手もその中にいますよ。
←写真:私達がいた外野席(芝生)からの景色です。オープン戦用の球場なので、東京ドームのような規模ではありません。気軽に入れる地元の球場ですね。でも、ご覧の通り野球観戦というよりは、日焼けにきたっていう人が4割位はいたような…。
←写真:滅多に公開しませんが、私と妻の写真です。(その左隣に怪しい日本人が…。嘘です。(笑)仲の良い日本人同級生が焼きそばを食べている真っ最中)
←写真:"Next batter, Tadahito Iguchi!!!!"井口さんが次のバッターです。内野席の一部も結構空いていたので、座ることができました。外野からの景色は良いのですが、試合を近くで観戦する場合はやはり内野席で見る必要があります。
←写真:内野席からの写真です。
←写真:5回以降主力選手が降板します。井口さんも6回くらいで降板して帰っていきました。しっかりファンに対するサービスは怠らないところがまたいいですよね。日本以上にアメリカはファンと選手達の距離が近いと思います。私達も今日PadresのJake Peavy投手からサインを貰ってきました。
独り言:
1つ気づいたことがあるのですが、試合を見ながら「ビジネス」についても色々と考えながら試合を見ていました。あらゆる所に企業の宣伝がされてあり(ブランド・マネジメントの授業で学んだことが思い出される)、(焼きそば、丼物等)日本食が屋台では販売されていたり(日本人観光客を対象としたターゲット・マーケティング)、メディア用ランチブースがあったり(メディアを優遇することで、より宣伝/PR効果を高める?)、色々と仕掛け/工夫がされているように感じました今まで意識して考えていなかったことですが、やっぱりMBAで勉強しているからなのか、意識的にそういった部分に目が行ってしまいます。
日常生活において意識的に物事に「気付ける」ことって大事ですよね。毎日の生活って慣れてしまうと無意識的に行動をとってしまいがちですが、どうしてそれがそうなるのか、なんでこうではないのか、と色々と考えながら行動することで、新しい発見があるかもしれません。そうした日常的に行う行動から「気付き」を見つけることって、企業の中で早期に問題点防止、解決したり、革新的な改善に繋ぐことができたり、プラスになることがたくさんあると思います。
毎日の「気付き」を大事にしてください!寝る前に今日の「気付き」を数えてみてもいいと思います!頑張りましょう。まずは身近なことから。その後、会社の中において、それから、グローバルレベルでの「気付き」へ…。
2009年5月まで米国アリゾナ州にあるThunderbird School of Global ManagementにMBA留学しておりました。このブログの目的は (1)習得・取得したMBAをどのように活かしていくか(2)MBAホルダーとして感じること(3)今後の日本のグローバル化(4)日本のビジネスが抱えている課題とそれに対する改善策等を皆さんと共有して皆さんと一緒に考えていけるようにする為のものです。対象読者は、(1)MBAを目指す方(2)在学生/卒業生(3)サラリーマン(4)経営者や中堅管理職の皆様です。 其の前にまず皆さんの頭の中に叩き込んで頂きたいのは「チャンスはいつだって誰にだってあること」「努力は成功への道標であること」「諦めた瞬間から悪い方向に落ちていくこと」「プラス志向が幸運をもたらすこと」「運は努力次第で変えられること」「道は自ら切り開いていくもの」ということです。常にポジティブであり続けることが大事なのです。諦めちゃダメですよ!独りで悩む位であれば是非ご相談下さい。(いつかビジネスチャンスがあったら是非私にも声をかけてくださいネ。きっとお役に立ちますョ(笑))
2008年3月3日月曜日
台湾人夫婦との食事&Thunderbird MBAのグローバルプログラムについて
3/01/08(Sat) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)
昨年末、同級生(台湾人)の自宅に自宅に私(妻含む)と日本人同級生夫婦、他が招待され、台湾料理をご馳走になりました。いつかそのお返しをしてあげようと日本人同級生を言っていてようやく実行することに。今週末やらなくては、来週末から期末試験が開始し、後期に彼と奥さんはチェコにあるプラハ(首都)に大学のプログラムの一環で行ってしまうので、当分会えません。
勿論、他MBA校にも同様のプログラムはあるでしょうが、当校MBAのABROAD EXPERIENCE(グローバルを体験できる1つです)プログラムについて簡単に説明します。まず大きく3つにわけられます。「Study Abroad」「Exchange Programs」「Winterim/Summerim」で、詳細はここを見てみて下さい。更に詳しく聞きたい方は私宛にお問い合わせ下さい。答えられる範囲でお答えします。
- Study Abroad: 2nd Trimester(秋入学であれば翌年の1月からですね)を使って前期はメキシコで、後期はチェコに行って勉強してきます。次で説明するいわゆるExchange Programと違うのは、私が知る限りこれはThunderbirdの授業であり、他校の授業ではありません。学ぶ内容もGlendale, Arizonaと基本的には同じコースを学びます。地理的にメキシコ/チェコになったとお考え下さい。前期はメキシコ、後期はチェコとなっていて、両方に行く人もいれば、片方のみに参加する人もいます。人数に限りがあるので、必ずしも皆が参加できるわけではなさそうです。
- Exchange Programs: これは通常の交換留学ですね。現在、外向けサイトでも公開されていますが、以下の大学院とパートナーシップ契約を結んでいるようです:
- Winterim/Summerim: これは私が(まだ記事かけていませんが)この冬に行ってきたGlobal Brand Managementの冬季特別授業のことを指しています。Global Brand Management以外にも10個弱ですが他のコースがあったと記憶しています。(例:NYのウォールストリートで金融について学ぶファイナンスの特別授業、コスタリカでの特別授業、南アフリカでの特別授業、スウェーデンでの特別授業、またGlendale, Arizonaでも幾つかあります)この授業は卒業までに必ず取得しないといけない単位となっています。
グローバルに展開しているこのプログラムを全て履修することもできます。家族がいる場合、全て履修することは難しいかもしれませんが、機会があれば全部挑戦してみるといいかもしれません。他地域で勉強しているMBA生の考え方や現地について学ぶことができます。やはり現地に行って学ぶのと、リモートで勉強するのとでは、格段に吸収できるものが違ってくると思います。
台湾人の同級生の話に戻ります。
昨日夜、日本人同級生宅で以前招待して下さったお礼と、そして友人の奥さん(ソフィー)のサプライズ誕生日(ちょっと過ぎてしまっていたが)パーティを兼ねて招待しました。前回のカレーパーティのときもそうでしたが、奥様方、ご苦労様です。(二人とも)大変喜んでくれていましたね!(写真はソフィーへ作った誕生日ケーキとソフィーが作ってきてくれたBrown Sugarで作ったもちもちとした蒸しパンのようなお菓子のようなケーキでした)
食後は、奥様方はいつの間にかlanguage exchange状態でお互いの言語について勉強し合っていました。我々(旦那)は、授業について、就職について、景気について(ちょっと真剣に)話したり、残りの学生生活をどうやって有意義に送るかを話したりしている内にアッという間に遅い時間に。また、是非こうした集まりはしたいと思います。
独り言:
ThunderbirdにMBA留学して(残念だけれど)わかってきたことは、日本への期待と言いますか、注目度は少しずつ下がってきていることです。日本の中にいるとこういったことはなかなか感じられません。日本のグローバル競争力は下がる一方、学生の能力も下がる一方、景気も完全に回復したわけでもなく先行きは不透明という状況が続いている中、マーケットは他の地域を注目しています。シンガポールを始め、皆さんご存知の現在超急成長中の中国とインド(併せてChindiaと呼ぶ場合もあるそうです)。中国とインドのスケールメリットに日本がかなうことはありませんが、それでも、日本のグローバル競争力が下がりつつあるのは大変悔しいことです。シンガポールのように強い政府の影響力が日本はないから良くないのか?それとも技術力で誇っていた技術がなくなりつつあるのか?文化が少しずつかわってきたのか?色々なファクターがあると思いますが、それをどうやって解決していくか、改善していくかを企業も含めて意識していく必要があると思います。戦後の日本は(私はまだ生まれていませんが)がむしゃらに頑張って急成長したときがあります。そんなスピリットは消えつつあるのでしょうか?そういった強いスピリットが日本をグローバル競争力のトップに押し上げたと思っていますが、私達の世代でも、このスピリットは継続して絶やしてはなりません。次世代につなげていく必要があります。授業で学んだNationalism(愛国主義)ではありませんが、日本人である以上日本をよくしていきたいという思いは強くあります。特に海外に来てから日本が外からどう見られているのか、どう評価されているのかが分かってきます。
私達一人ひとりが、そして、企業が、政府が意識していく必要がある大きな課題ではありますが、私達MBA留学生が日本をより良くしていくにはどういったことができるんでしょうかね?(ちょっと堅い話になってしまいました。ゴメンナサイ)
昨年末、同級生(台湾人)の自宅に自宅に私(妻含む)と日本人同級生夫婦、他が招待され、台湾料理をご馳走になりました。いつかそのお返しをしてあげようと日本人同級生を言っていてようやく実行することに。今週末やらなくては、来週末から期末試験が開始し、後期に彼と奥さんはチェコにあるプラハ(首都)に大学のプログラムの一環で行ってしまうので、当分会えません。
勿論、他MBA校にも同様のプログラムはあるでしょうが、当校MBAのABROAD EXPERIENCE(グローバルを体験できる1つです)プログラムについて簡単に説明します。まず大きく3つにわけられます。「Study Abroad」「Exchange Programs」「Winterim/Summerim」で、詳細はここを見てみて下さい。更に詳しく聞きたい方は私宛にお問い合わせ下さい。答えられる範囲でお答えします。
- Study Abroad: 2nd Trimester(秋入学であれば翌年の1月からですね)を使って前期はメキシコで、後期はチェコに行って勉強してきます。次で説明するいわゆるExchange Programと違うのは、私が知る限りこれはThunderbirdの授業であり、他校の授業ではありません。学ぶ内容もGlendale, Arizonaと基本的には同じコースを学びます。地理的にメキシコ/チェコになったとお考え下さい。前期はメキシコ、後期はチェコとなっていて、両方に行く人もいれば、片方のみに参加する人もいます。人数に限りがあるので、必ずしも皆が参加できるわけではなさそうです。
- Exchange Programs: これは通常の交換留学ですね。現在、外向けサイトでも公開されていますが、以下の大学院とパートナーシップ契約を結んでいるようです:
- Bond University, Gold Coast, Australia
- COPPEAD, Rio de Janiero, Brazil
- EM Lyon, Lyon, France
- ESADE, Barcelona, Spain
- ESSEC Business School, Paris, France
- European Business School (EBS), Oestrich-Winkel, Germany
- Fudan University, Shanghei, China
- The HEC School of Management, Paris, France
- Helsinki School of Economics, Helsinki, Finland
- Indian Institute of Management, Bangalore, India
- Indian School of Business, Hyderabad, India
- Instituto Centroamericano de Administraciòn de Empresas (INCAE), Costa Rica
- Instituto Tecnológico y de Estudios Superiores de Monterrey (ITESM), Mexico
- Soochow University, Taipei, Taiwan
- Tsinghua School of Economics & Management, Beijing, China
- Unversidad Adolfo Ibanez, Santiago, Chile
- University of Mannheim, Mannheim, Germany
- Yonsei University, Seoul, South Korea
- Winterim/Summerim: これは私が(まだ記事かけていませんが)この冬に行ってきたGlobal Brand Managementの冬季特別授業のことを指しています。Global Brand Management以外にも10個弱ですが他のコースがあったと記憶しています。(例:NYのウォールストリートで金融について学ぶファイナンスの特別授業、コスタリカでの特別授業、南アフリカでの特別授業、スウェーデンでの特別授業、またGlendale, Arizonaでも幾つかあります)この授業は卒業までに必ず取得しないといけない単位となっています。
グローバルに展開しているこのプログラムを全て履修することもできます。家族がいる場合、全て履修することは難しいかもしれませんが、機会があれば全部挑戦してみるといいかもしれません。他地域で勉強しているMBA生の考え方や現地について学ぶことができます。やはり現地に行って学ぶのと、リモートで勉強するのとでは、格段に吸収できるものが違ってくると思います。
台湾人の同級生の話に戻ります。
昨日夜、日本人同級生宅で以前招待して下さったお礼と、そして友人の奥さん(ソフィー)のサプライズ誕生日(ちょっと過ぎてしまっていたが)パーティを兼ねて招待しました。前回のカレーパーティのときもそうでしたが、奥様方、ご苦労様です。(二人とも)大変喜んでくれていましたね!(写真はソフィーへ作った誕生日ケーキとソフィーが作ってきてくれたBrown Sugarで作ったもちもちとした蒸しパンのようなお菓子のようなケーキでした)
食後は、奥様方はいつの間にかlanguage exchange状態でお互いの言語について勉強し合っていました。我々(旦那)は、授業について、就職について、景気について(ちょっと真剣に)話したり、残りの学生生活をどうやって有意義に送るかを話したりしている内にアッという間に遅い時間に。また、是非こうした集まりはしたいと思います。
独り言:
ThunderbirdにMBA留学して(残念だけれど)わかってきたことは、日本への期待と言いますか、注目度は少しずつ下がってきていることです。日本の中にいるとこういったことはなかなか感じられません。日本のグローバル競争力は下がる一方、学生の能力も下がる一方、景気も完全に回復したわけでもなく先行きは不透明という状況が続いている中、マーケットは他の地域を注目しています。シンガポールを始め、皆さんご存知の現在超急成長中の中国とインド(併せてChindiaと呼ぶ場合もあるそうです)。中国とインドのスケールメリットに日本がかなうことはありませんが、それでも、日本のグローバル競争力が下がりつつあるのは大変悔しいことです。シンガポールのように強い政府の影響力が日本はないから良くないのか?それとも技術力で誇っていた技術がなくなりつつあるのか?文化が少しずつかわってきたのか?色々なファクターがあると思いますが、それをどうやって解決していくか、改善していくかを企業も含めて意識していく必要があると思います。戦後の日本は(私はまだ生まれていませんが)がむしゃらに頑張って急成長したときがあります。そんなスピリットは消えつつあるのでしょうか?そういった強いスピリットが日本をグローバル競争力のトップに押し上げたと思っていますが、私達の世代でも、このスピリットは継続して絶やしてはなりません。次世代につなげていく必要があります。授業で学んだNationalism(愛国主義)ではありませんが、日本人である以上日本をよくしていきたいという思いは強くあります。特に海外に来てから日本が外からどう見られているのか、どう評価されているのかが分かってきます。
私達一人ひとりが、そして、企業が、政府が意識していく必要がある大きな課題ではありますが、私達MBA留学生が日本をより良くしていくにはどういったことができるんでしょうかね?(ちょっと堅い話になってしまいました。ゴメンナサイ)
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