2/2/09(Mon) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)
Organizatinal BehaviorやLeadhing Changeなどを中心に教えている組織行動学の教授がウォールストリートジャーナルのインタビューに載っていましたので、ご紹介します。企業の顧客サービスを提供する際の問題に関するインタビューです。最前線にいる従業員への権限委譲や顧客に対する権限委譲についてがビジネスをより良くすると言っています。
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2009年5月まで米国アリゾナ州にあるThunderbird School of Global ManagementにMBA留学しておりました。このブログの目的は (1)習得・取得したMBAをどのように活かしていくか(2)MBAホルダーとして感じること(3)今後の日本のグローバル化(4)日本のビジネスが抱えている課題とそれに対する改善策等を皆さんと共有して皆さんと一緒に考えていけるようにする為のものです。対象読者は、(1)MBAを目指す方(2)在学生/卒業生(3)サラリーマン(4)経営者や中堅管理職の皆様です。 其の前にまず皆さんの頭の中に叩き込んで頂きたいのは「チャンスはいつだって誰にだってあること」「努力は成功への道標であること」「諦めた瞬間から悪い方向に落ちていくこと」「プラス志向が幸運をもたらすこと」「運は努力次第で変えられること」「道は自ら切り開いていくもの」ということです。常にポジティブであり続けることが大事なのです。諦めちゃダメですよ!独りで悩む位であれば是非ご相談下さい。(いつかビジネスチャンスがあったら是非私にも声をかけてくださいネ。きっとお役に立ちますョ(笑))
2009年2月3日火曜日
倫理について(What is ethical?)
2/2/09(Mon) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)
MBA留学にきるまで「倫理(エシック/Ethic)」についてここまで真剣に考えることはありませんでした。前にも倫理(Ethic)については書きましたが(前の記事)日本では当たり前だからなのか、普段の生活や会社において、もしくは大学において倫理について真剣に議論することはそれほどなかったような気がします。それなのに、倫理的に間違っている行為がニュースで頻繁に取り上げられるのはどうしてなのでしょうか?守って当然と思われている倫理は、実は多くの人は「俺には関係ない」と思っていて、意識が無い方お方が多いのではないでしょうか。しかし、知らない間に倫理的に間違っている行為をしてしまっていたり、上司の言う通りに従わずにはいられないので何となく嫌だなぁと思っても倫理に反することをやってしまっている、というケースもあるのではないでしょうか。
Thunderbird School of Global Management (Thunderbird Global MBA)ではこの倫理についての授業や特別講座が結構あります。他校でも多いかとは思いますが、倫理委員会もしっかりと設けているくらいです。私も最初は当然のことなのに、どうして議論するほどなのか??と思っていましたが、その人間の根幹にあるモノであるにも関わらず、それを違反してしまっている個人・企業がたくさんあることに逆に驚かされました。エンロン事件を始め倫理違反はそのほかにも沢山あります。
今日のコンサルティング授業では、コンサルタントの倫理違反について議論をしました。色々と議論した中で、これは倫理違反に相当するかしないかで議論が続いたものがあったのでご紹介します。コンサルタントは大手企業の商談を必ず獲得するために、「この案件については業界No.1の実績を持つコンサルタントがおりますのでお任せ下さい」と言ったとします(ちょっと細かく覚えていないので、少し話を作ります)でも、実際にはそんなコンサルタントはいません。お客さんはそんなことは知る余地もありませんよね?そして、契約をしたとします。さて、これは倫理的に違反なのか?見方によって色々ありますし、国(文化)によっても見解が違うかもしれませんよね。また、定性的データで示した場合と定量的データで示した場合で捉え方が違うという人もいました。「倫理」についてここまで議論するか・・・と最初は思いましたが、聞いていると、自分自身の過去の仕事においてもちょっと倫理的にグレーなゾーンを通っていたかなぁと、ちょっと考えてしまいました。結果的にお客様をハッピーにできたので良かったのですが…。
ポイント(結論):
倫理について議論をするとキリがなくなりますが、倫理的にどうかという見極めをする際の1つの参考方法をご紹介します。「ビジネス(自分の商売」と「サービス(お客様起点のサービス)」のどちらが大きいか、どちらが優先されているかを考えてみることです。自分のやっていることが倫理的に間違っていたらどうしようとちょっとでも思った場合は、お客様より自分の利益を優先させようとしていないかを考えてみてください。
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MBA留学にきるまで「倫理(エシック/Ethic)」についてここまで真剣に考えることはありませんでした。前にも倫理(Ethic)については書きましたが(前の記事)日本では当たり前だからなのか、普段の生活や会社において、もしくは大学において倫理について真剣に議論することはそれほどなかったような気がします。それなのに、倫理的に間違っている行為がニュースで頻繁に取り上げられるのはどうしてなのでしょうか?守って当然と思われている倫理は、実は多くの人は「俺には関係ない」と思っていて、意識が無い方お方が多いのではないでしょうか。しかし、知らない間に倫理的に間違っている行為をしてしまっていたり、上司の言う通りに従わずにはいられないので何となく嫌だなぁと思っても倫理に反することをやってしまっている、というケースもあるのではないでしょうか。
Thunderbird School of Global Management (Thunderbird Global MBA)ではこの倫理についての授業や特別講座が結構あります。他校でも多いかとは思いますが、倫理委員会もしっかりと設けているくらいです。私も最初は当然のことなのに、どうして議論するほどなのか??と思っていましたが、その人間の根幹にあるモノであるにも関わらず、それを違反してしまっている個人・企業がたくさんあることに逆に驚かされました。エンロン事件を始め倫理違反はそのほかにも沢山あります。
今日のコンサルティング授業では、コンサルタントの倫理違反について議論をしました。色々と議論した中で、これは倫理違反に相当するかしないかで議論が続いたものがあったのでご紹介します。コンサルタントは大手企業の商談を必ず獲得するために、「この案件については業界No.1の実績を持つコンサルタントがおりますのでお任せ下さい」と言ったとします(ちょっと細かく覚えていないので、少し話を作ります)でも、実際にはそんなコンサルタントはいません。お客さんはそんなことは知る余地もありませんよね?そして、契約をしたとします。さて、これは倫理的に違反なのか?見方によって色々ありますし、国(文化)によっても見解が違うかもしれませんよね。また、定性的データで示した場合と定量的データで示した場合で捉え方が違うという人もいました。「倫理」についてここまで議論するか・・・と最初は思いましたが、聞いていると、自分自身の過去の仕事においてもちょっと倫理的にグレーなゾーンを通っていたかなぁと、ちょっと考えてしまいました。結果的にお客様をハッピーにできたので良かったのですが…。
ポイント(結論):
倫理について議論をするとキリがなくなりますが、倫理的にどうかという見極めをする際の1つの参考方法をご紹介します。「ビジネス(自分の商売」と「サービス(お客様起点のサービス)」のどちらが大きいか、どちらが優先されているかを考えてみることです。自分のやっていることが倫理的に間違っていたらどうしようとちょっとでも思った場合は、お客様より自分の利益を優先させようとしていないかを考えてみてください。
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