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私は日本はまだまだグローバル化には対応できていないと思います。一部のビジネスにおいては、ちょっとはグローバル化対応ができつつありますが、それでも、完全ではないですよね。他の多くの企業も海外とのやりとりはあるものの、まだグローバル化には対応できていません。チャンスを掴むどころか、先が見えない競争にいつしか飲まれていっているようにさえ私には見えます。
グローバルでのビジネスがどういったことか、グローバルな人材教育がどういったことか、相手の文化、感覚、言語、感情、さらには論理の立て方などが理解できているか?日本はまだ「島国根性」だとか、「鎖国的」だといわれても仕方がありません。「グローバルグローバル」といっているのはまだ一部の人たちであり、いや、、、他の人たちも言っているかもしれませんが、「自分にも影響していることだ」と身体で理解している人は多くないと思います。仕事でいうと、海外ビジネスに関する人たちだけが「グローバル」をやっていればいいと思っているのではないでしょうか。それは、日本企業が海外に行く場合や、海外でのビジネスをやる際は其の通りかもしれませんが、今ではあらゆる場面で外資の日本参入もしてきていますし、それは直接投資だけでなく、間接的な投資だったり、共同パートナーであったり、様々な方法で「グローバル環境」が具現化されてきています。それを事実としてしっかりと受け止めなくてはならないのですが、(きっと受け止めていても)なかなか、日本は次の一歩が打てないんですよね。

戦後の日本はがむしゃらに頑張ってグローバルに向けてその技術力や品質力で高い評価を受けてきましたが、その日本が、今はなぜかグローバルから取り残されている感があるではありませんか。そこを私達でちゃんと変えていかないと、、、どんどん衰退していく一方ではないでしょうか。もしかすると私達のレベル自体は変わっていないが、諸外国のレベルが急激に上がってきているだけなのかもしれません。しかし、それでも、私達もそれと同等に、もしくはそれ以上頑張らないと、生き残っていくことはできなくなります。
まずは考えてみてください。 あなたにとってグローバルとは何なのか?それはただ単に「英語ができる」という話ではないと思います。でてきた「解」に対して、「どうしてそうなのか?」を最終的に答えられなくなるまで自問自答してみてください。自分が考えるグローバルの本質が見えてくると思います。無理してグローバルに貢献せよ、とはいいませんが、ちょっとだけでもいいので「意識する」ことから始めてみませんか?
Thunderbird School of Global MBAでグローバルビジネスを学んだ今、できる限り多くの方にも「グローバル」を意識してもらえるよう活動していくのが私の使命の1つでもあると(偉そうですが)感じています。
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