会社の組織って観察していると面白いですよね。(面白いという言葉適切なのか分かりませんが…)銀行などはよく数年でローテンションがあると聞いています。それは、ある業務にずっといることは、色々な意味リスキーであるということや、組織の活性化もあるからだと聞いています。一方、メーカーなどは、ローテーション制度はそれほど多くないのではないでしょうか。専門家を養成する傾向があり、同じ組織に長い間いる場合が多いようです。(部署によって差があるとは思いますが)

同じ組織に長くいてしまうと、『馴れ合い』の文化というか、空気が生まれてしまい、生産性や効率性にも影響を及ぼしてくると思います。勿論、本当に頑張っている人は、更に専門性を高めることができますが、私はそんな人こそ、浅く広く様々な部署を経験することが重要だと思います。

例:
営業の人が短期間(期限付き)でもいいので、システム部門や生産部門に行くことで、社内でどれだけ苦労してものづくりがされているかを実感することができます。安易にお客様に対して回答していることが、どれだけ会社にとっては難しいことかが実感でき、その感じたことをお客様に伝えることができます。
一方、生産部門が営業を少しの期間でもいいので経験することで、プロダクト・アウトにならないで、お客様の声もしっかりと聞くことができます。社内の生産部門などにいると、お客様との接点があまりありませんから、生の声を聞けるいいチャンスにもなります。他にも色々と、他部門を経験すると良い理由がすぐに浮かびますが、まずは参考程度に。
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